オーストリアエクスプレス BLOG https://www.austria-ex.com ja Travel Blog 小さい子供から大人まで家族で楽しめる!シェーンブルン宮殿の魅力!第3回「こども博物館編」 http:///blog/item/13104.html http:///blog/item/13104.html ©copyright Children's Museum Schönbrunn Palace こどもから大人まで楽しめるシェーンブルン宮殿の魅力…第3回目は「こども博物館編」です。前回の「シェーンブルン動物園」に続いて、子供たちも楽しめるシェーンブルン宮殿敷地内の施設をご紹介いたします! シェーンブルンこども博物館(Kindermuseum/Children's Museum) 観光ガイドブックにもほとんど紹介されていませんので、あまり知られていない「こども博物館」ですが、実は穴場ともいえる、ウィーンっ子にも人気の是非訪れていただきたい魅力あふれる施設なのです。 《こども博物館へのアクセス》 こども博物館は敷地内のどこにあるのでしょうか。入口はシェーンブルン宮殿を正面から見た右側部分になっています。 地下鉄4番の「Schönbrunn」「Hietzing」駅からシェーンブルン宮殿へのアクセスも一緒に載せておきますね。 こども博物館入口 《こどもが楽しめる体験型の展示》 博物館内には全部で12の部屋があり、マリア・テレジアが宮殿を住居として使用していた時代の展示が中心になっています。シェーンブルン宮殿の見学は大人には魅力的でも、自由に展示物に触ったりはできず、アクティブで好奇心旺盛のこどもたちにはちょっと退屈なものですよね。 そこは、さすが「こども博物館」!こどもが楽しみながら当時の宮廷生活を感じられるような体験型の展示になっています。マリアテレジアのハプスブルク時代のテーマパークといった感じです。滑り台で他の展示室に移動できたり、お城を積み木で組み立ててみたり、かつらがおいてある部屋では実際にこどもたち自身がヘアアレンジに挑戦できたり、テーブルセッティングを学んだり、当時の衣装を着て写真撮影したりなど、こどもたちの気が向くままに遊び感覚で宮廷時代の文化に触れることができます。 「こども博物館」…確かにこども向けではありますが、大人も充分楽しめます。こども博物館をシェーンブルン宮殿の敷地内のどこかに分けて設置せず、本物の宮殿内に組み入れるところからして、こどもたちにも本物を体験させるというオーストリアの人たちの文化教育への本気度を感じます。そして展示のわかりやすさ。こどもたちにわかりやすい表現で説明が書いてあるので、ドイツ語を学習中の方にも勉強になります。もちろん説明書きを読まなくても絵を多用した説明が多いので、視覚的に理解できますし、何より本物の宮殿内なので、宮廷生活を垣間見た気分になります。 《バースデーパーティの開催》 こども博物館では、予約制でこどもの誕生日パーティを開催することもできます。 どんな雰囲気かは是非、以下の公式ホームページをご覧ください。 こども博物館での子供たちの誕生日パーティー さながらハプスブルク時代の王族気分になれそうですね。シェーンブルン宮殿をこんなに身近に感じながら子供時代を過ごせるとはウィーンっ子がうらやましくなります。 《迷路庭園》 こども博物館で宮廷文化に触れた後は、野外でのびのび過ごしたいですね。その時は「迷路庭園」をおすすめします。 シェーンブルン宮殿の迷路庭園は、17世紀末から18世紀にかけて作られ、全長3km(300mではありません!)にも渡る広大な迷路でした。その後、簡素化し一度は消滅したのですが、1998年秋、以前の姿に近い形でまた迷路庭園が復元されました。今では、シェーンブルン宮殿庭園群の中でも人気スポットになっています。 バロック式に庭木を刈り込んだ迷路庭園はなかなかの難関コース。散策ついで…のような軽い気持ちで入ってしまうと抜けられなくなりますので、要注意です。 迷路宮殿について シェーンブルン宮殿の魅力、第3回は「こども博物館」と「迷路庭園」を紹介させていただきました。小さい子供から大人まで家族で楽しめるのでおすすめです。   Fri, 31 Oct 2025 00:00:00 +0900 小さい子供から大人まで家族で楽しめる!シェーンブルン宮殿の魅力!第2回「動物園編」 http:///blog/item/13102.html http:///blog/item/13102.html Photo Tiergarten Scheonbrunn ©Wien Tourismus / Paul Bauer シェーンブルン宮殿の魅力…第2回目は「動物園編」です。子供たちにも楽しめるシェーンブルン宮殿敷地内の施設をご紹介いたします! シェーンブルン動物園 以前、テレビ番組でたびたびシェーンブルン動物園が取り上げられていました。ご覧になられ、行ってみたいなと思っている方も多くいらっしゃるかもしれません。私も動物園&水族館めぐりが大好きなので、シェーンブルン動物園も絶対に訪れたい動物園のひとつです! シェーンブルン動物園は、マリア・テレジアの夫、フランツ1世が1752年に小動物園として創設した動物園です。現存する世界最古の動物園として知られています。今年7月31日に開園270周年を迎えました。日本最初の動物園、上野動物園の開園が1882年で、今年140周年ですので、それよりも更に130年も前に開園したということになります。 シェーンブルン動物園は敷地面積17ヘクタール(東京ドーム約3.6個分)もの広さがあります。公式ホームページの最新の情報では、現在667種7780もの動物たちがここで暮らしています。 開園当時の歴史的建造物はそのままに、時代に合わせ最新の施設をオープンさせながら規模が拡大していきました。シェーンブルン動物園を象徴する建物が「カイザーパビリオン」。宮廷の朝食パビリオンとして使用されていました。マリーアントワネットもここで食事をしたと言われています。動物園は、カイザーパビリオンを中心に放射線状に道が広がり、動物たちの飼育エリアがあります。カイザーパビリオンは現在はレストランになっており、おいしい食事を楽しむことができます。 《シェーンブルン動物園の動物たち》 日本では北海道の旭山動物園が行動展示(動物をできるだけ自然な環境で飼育し、その生態や能力を存分に魅せる展示)に力を入れたことで人気を集め、有名になりましたが、シェーンブルン動物園もまさにこの行動展示を導入しています。動物たちとの距離感も近く、見るものを飽きさせません。 どこにどんな動物がいるかはシェーンブルン動物園ホームページの地図でご覧になれます。 動物の足跡をクリックすると動物が出てきます。 シェーンブルン動物園地図 この動物園の特徴は何といってもパンダとコアラの両方がみられることです。 日本でパンダとコアラの両方を飼育していたのは、実に「神戸市立王子動物園」のみでしたが、パンダのタンタンが2024年に28歳で亡くなったので、日本には現在ありません。 パンダは2頭飼育されていて名前は「ランユン(雌)」と「ホーフェン(雄)」。ともに2020年生まれ!オーストリア国内では、このシェーンブルン動物園でしかパンダを見ることができません。 コアラは3頭飼育されていて、パパ(ウィリウィリ)とママ(ブンジ)とその娘(ミラミラ)の家族コアラたちです。 その他、ホッキョクグマ、ホッキョクオオカミ、トナカイ、アフリカゾウ、トラ、キリン、ライオン、オランウータン、サイ、カピバラ、レッサーパンダ、ワオキツネザルなど、日本でも人気の動物たちが一堂に会しているので、大満足すること間違いありません。熱帯雨林館やアクアリウムもあります。 日本の動物園でも子供たちに人気の動物たちのえさやりイベントですが、シェーンブルン動物園でもえさやりイベントが開催されています。ただし、動物たちの体調や他の理由により中止になることもありますので、あらかじめご了承願います。 動物たちのえさやり 《シェーンブルン動物園での食事》 チロルガーデン(チロル地方の山小屋風のレストラン)、カイザーパビリオン、オラン・ジェリー(モダンな雰囲気のカフェレストラン)、カフェ・ヒーツィング(ケーキ&パイと飲み物)、ジャンボビュッフェ(ホットドックなどの軽食)、ライノ・アイスクリームパーラー、ビアガーデンなど7か所で、食事や軽食を取ることができます。 以下、公式ホームページ掲載の各飲食店のメニューも載せます。ご参考になさってください(メニューや金額につきましては変更もあります)。 シェーンブルン動物園内でのレストラン&カフェなど ➀チロルガーデンメニュー ②カイザーパビリオンメニュー ③カフェレストラン・オラン・ジェリーメニュー ④カフェ・ヒーツィングメニュー ⑤ジャンボビュッフェメニュー ⑥ビアガーデンメニュー ※ライノ・アイスクリームパーラーのメニューは公式ホームページに掲載されておりません。 《便利な交通手段》 パノラマバーン(シェーンブルン宮殿と動物園間の移動に便利) シェーンブルン宮殿と庭園群の敷地内はとても広く、小さいお子さんたちが移動するのも一苦労です。そんな時におすすめなのが、「パノラマバーン」です。 パノラマバーンはシェーンブルン宮殿の庭園を約50分で1周しています。庭園内にはシェーンブルン宮殿、動物園、グロリエッテなどを含め9つの停留所があります。30分毎に1本運行していて、ベビーカーや車いすなども一緒に乗り入れることができます。 パノラマバーンの停留所案内と時刻表 移動に便利なだけでなく、パノラマバーンは外観も可愛らしく、子供たちが喜ぶのも間違いなしですね。 「ヨーロッパNo1動物園」という名誉ある賞を2008年、2010年、2012年、2014年、2018年、2021年と6回も受賞しているシェーンブルン動物園。是非ご家族で足を運んでみてくださいね。 記事内のインフォメーションは全てシェーンブルン動物園の公式ホームページより引用しております。日本語は残念ながらありませんが、英語でも見ることができますので、是非チェックしてみてください。 シェーンブルン動物園公式ホームページ(英語版)   Fri, 17 Oct 2025 00:00:00 +0900 小さい子供から大人まで家族で楽しめる!シェーンブルン宮殿の魅力!第1回「宮殿編」 http:///blog/item/13101.html http:///blog/item/13101.html ヨーロッパを旅行する楽しみのひとつといえば、「宮殿やお城」巡りですね。 オーストリア各地にも皆様に是非訪れていただきたい魅力あふれる「宮殿やお城」がたくさんあります。 オーストリアの宮殿やお城の特徴は、それらの建物が観光名所のみならず、コンサートや夏祭り、クリスマスマーケットなどの会場として地元の人々の生活に深くなじんでいるということがあげられます。 今回は、まずオーストリア政府観光局の「宮殿とお城」の紹介ビデオをご覧ください。 オーストリアの宮殿とお城 こちらのビデオに登場しているのは、ウィーンの「シェーンブルン宮殿」、ザルツブルクの「ミラベル宮殿」、インスブルックの「アンブラス城」です。 今回はこれらのお城の中から、ウィーンのシェーンブルン宮殿を取り上げてみたいと思います。 シェーンブルン宮殿は、1996年に「シェーンブルン宮殿と庭園群」として世界遺産に登録されました。魅力あふれるシェーンブルン宮殿をシリーズでご紹介いたします。第1回目の今回は「宮殿編」です。 《シェーンブルン宮殿が現在の姿になるまで》 シェーンブルン宮殿は、17世紀末に神聖ローマ皇帝レオポルト1世(マリア・テレジアの祖父)が王室の狩猟場であったシェーンブルンに豪華な夏の離宮をと、バロックを代表する建築家エルラッハに設計させて造らせたものです。 レオポルト1世は当初「ヴェルサイユ宮殿を凌ぐ壮大な宮殿」を目指したのですが、財政難に陥ってしまいます。結局、宮殿は当初の建築計画からはかなり規模を縮小したものとなり、1700年にバロック様式の猟館として完成しました。外装もピンク色で現在のシェーンブルン宮殿とはかなり違っていました。 レオポルト1世の息子であり、マリア・テレジアの父でもあるカール6世の時代には、宮殿は空き家同然となっていたのですが、マリア・テレジアはこのシェーンブルン宮殿を居城とするため、大規模な増改築を開始します。 マリア・テレジアといえば、私は世界史の授業で断頭台に消えた「マリーアントワネット」のお母さんとして初めて知りましたが、マリア・テレジアの人生は女性の私からみても人間的でパワフルな魅力にあふれています。 初恋を実らせてフランツ・シュテファン公(のちのフランツ1世)と結ばれ、20歳から39歳までの間に男子5人、女子11人の総勢16人もの子供を設けたことも驚きですが、16名もの子供を出産となるとずっとお腹に赤ちゃんがいるような状態だったにも関わらず、身重の体でふたつの戦争(オーストリア継承戦争、七年戦争)を戦い抜き、国の内政と外交において精力的に活躍しています。 話はそれましたが、そんなパワフルな女帝マリア・テレジアが大規模な増改築を行い、現在の姿になりました。 外観はバロック様式そのままに、外壁をピンク色から「マリア・テレジア・イエロー」として知られる上品な色合いの黄色に塗り替えました。当初は黄金色で塗られるはずでしたが、財政状況に配慮したマリア・テレジアの意向で黄金色が黄色に変更されました。内装は、ヨーロッパ各地から集められた一流の職人たちが腕をふるい、豪華絢爛なロココ様式のみならず、東洋美術や漆工芸も随所にちりばめられています。 宮殿でもっとも豪華とされるのが「百万の間」。壁は中米産のローズウッド、金箔の額縁には高価なペルシャ製の細密画がはめこまれています。 《歴史の舞台としてのシェーンブルン宮殿》 「鏡の間」 主に公式の謁見や行事などに使われました。 1762年、6歳のモーツァルトが、マリア・テレジアの前でピアノ演奏をしました。その際、転んでしまったモーツァルトを助けた幼いマリーアントワネットに「大きくなったら結婚しよう」と言ったという可愛らしいエピソードが残っています。 「ナポレオン室」 ナポレオン1世がオーストリア遠征時に使用した部屋です。 「青い陶器の部屋」 1918年、この部屋でオーストリア最後の皇帝カール1世が皇帝位放棄の署名をし、オーストリア領におけるハプスブルク王朝640年の長い歴史、そしてオーストリア=ハンガリー帝国の君主制に終止符が打たれました。 《マリア・テレジアの家族愛を感じる部屋》 マリア・テレジアは、その威信を示すためにシェーンブルン宮殿を豪華に増改築しましたが、一方で大勢の子供たちや召使い、役人、芸術家など総勢2,000人の居住の場として快適な生活空間をつくることを目指しました。 数多ある部屋の中でも私が特に心惹かれるのは、マリア・テレジアが母として子供たちとの触れ合いを大切にしていた一面を垣間見ることができる部屋です。忙しい仕事の中でも子供たちと一緒に作品を仕上げたり、その作品を壁いっぱいに飾るなど…規模は違えど、普通の家庭でも見られる一面ですよね。 「磁器の間」 マイセン磁器のシャンデリアや時計、ストーブがあることから名づけられました。マリア・テレジアの夫フランツ1世と娘たちが描いた淡彩画が一面に飾られています。 「朝食の間」 マリア・テレジアと娘たちが手作りした花の刺繍が壁に飾られています。 《現在のシェーンブルン宮殿》 シェーンブルン宮殿には1,400室以上の部屋がありますが、公開されているのは40室ほどです。 公開されていない部屋は大半が賃貸住宅として利用されています。私も調査してみたことはありませんが、どのくらいの規模のお部屋がどのくらいの賃料で借りられるのか…気になるところです。 今回はシェーンブルン宮殿の建物としての魅力を紹介しました。記事のタイトルには「小さい子供から大人まで楽しめる」とあるのに、一体どこが「小さい子供が楽しめる」のだろうと思われていらっしゃる方もいるかと思います。確かに宮殿見学自体は、あまり小さい子供が楽しめるというわけではないかもしれませんが、次回「動物園編」では、子供も楽しめるシェーンブルン宮殿の魅力について紹介したいと思っています。お楽しみに。 シェーンブルン宮殿公式HP チケットは予約がおすすめです。 Fri, 17 Oct 2025 00:00:00 +0900 ウィーンのおすすめ料理教室♪ http:///blog/item/13137.html http:///blog/item/13137.html 秋の深まりは早く、朝晩冷えてきましたね。さて、本日は、ウィーンのお勧めお料理教室をご案内いたします。 ウィーン料理といえば、何を思い浮かべますか? ヴィーナーシュニュッツェル WienerSchnitzel(子牛の薄切り肉のカツレツ)? ターフェルシュピッツ TafelSpitz(ボイルドビーフ)? ザッハトルテ Sachertorte(チョコケーキ)? アップフェルシュトゥルーデル ApfelStrudel(ウィーン風リンゴパイ)? それ以外は何があるの?沢山、あるのです。なんといってもウィーンは、ハプスブルク帝国時代から多数の民族の十字路でしたので、独自に発展した食文化があるのです。 アンドレアさんのウィーン・クッキング・ツアー(Vienna Cooking Tours)は、まず、ウィーン最大の市場ナッシュマルクト Naschmarktからスタート!ナッシュマルクトでは、アンドレアさんのおすすめの店舗を巡り試食。美味しいものを色々発見!食材を買い込みます。その後、アンドレアさんの自宅キッチンに移動し3コース(オードブル、メイン、デザート)のお料理開始。事前にどんな料理がよいのかリクエストもできます。お料理が完成したら、乾杯♪一緒にいただきます!ウィーンの事など色々お話が聞けます。家の様にくつろげるとの感想もあります。言葉は英語となりますが、日本人のお客様をお迎えした経験もあります。もし不安があれば、ガイドと一緒に参加してみては如何でしょうか?ご興味あればウィーン滞在中のツアーに組み込みますので、お気軽にお問合せ下さい。 オーストリアエクスプレスでは、お客様オリジナルのご旅行をお創り致します。ご希望の日程、訪れたい街やイベント、ご予算をお知らせください。最適なプランを、オーストリア旅行のスペシャリストがご案内いたします。   Thu, 16 Oct 2025 00:00:00 +0900 エリザベートゆかりの地を巡る旅(ドイツ、オーストリア、ハンガリー)エリザベートツアー http:///blog/item/12460.html http:///blog/item/12460.html Photo Sisi museum Dressing TableDressing Table©Austria Tourism Cross Media Redaktion 現在も私達を魅了する、美貌のオーストリア皇后エリザベート(愛称シシィ)は、バイエルン王国ヴィッテルスバッハ家の親戚マクシミリアン侯爵の次女として1837年12月24日にミュンヘンに誕生しました。1992年にウィーンで初演されたミュージカル・エリザベートは世界各地で上演され、現在東京渋谷の東急シアターオーブでも上演中です♪ 今回は、エリザベートゆかりの地を訪ねるプランを3本ご紹介いたします。初めてのお客様で安心して個人旅行を楽しめるプランにしております。安心の空港送迎、要所要所で現地日本語ガイドの案内、必要な個所に専用車をお付けしています。エリザベート終焉の地のスイス・ジュネーブはプランには含んでいませんが、ご希望でアレンジ可能です。エリザベートファンの皆様、ご興味あれば是非お問い合わせください。ご希望に合わせて、最適なプランをご提案いたします。 皇妃エリザベートゆかりの地を巡るツアー(エリザベートの生涯を辿って) 写真 ウィーンのフォルクスガルテン シシイ像 以下はエリザベートゆかりの地の説明です。ご興味あればシシィの足跡を辿ってみて下さいね☆ ミュンヘン(München) バイエルン王家ヴィッテルスバッハ家の元、芸術都市に発展したミュンヘン。エリザベートの従兄弟にあたるルートヴィヒ2世ゆかりの場所を訪れてみては?彼の生誕したニンフェンブルク城、棺のあるミヒャエル教会など、ゆかりの場所が多々ございます。祖父ルートヴィヒ1世が造ったアルテ・ピナコテーク(旧絵画館)で芸術鑑賞した後は、マリエン広場のビアホールでドイツ料理をご賞味ください。王室御用達のダルマイヤーやルイトポルトのレストランやカフェを訪れるのも楽しいですね。 マキシミリアン侯爵宮殿跡 1837年12月24日に誕生した宮殿は、1938年の道路拡張工事で壊されました。1950年に完成した現在の建物はドイツ連邦銀行バイエルン本店となっています。このLudwigstrasse 13の壁にはエリザベート生誕の地のプレートが掲げられています。 ホーフブロイハウス (Hofbräuhaus) ビールを好んだエリザベートはミュンヘン滞在の折は必ず訪れました。 ミュンヘン滞在時はこちらの2つのホテルに宿泊したそうです。 ホテル・バイエリッシャーホーフ (Bayerischer Hof) ルートヴィヒ1世(ルートヴィヒ2世の祖父)の要請により創られた1841年創業のホテル。現在は、ミュンヘンを代表する伝統と格式を誇る5つ星ホテルです。 フィア・ヤーレス・ツァイテン (Vier Jahreszeiten) マキシミリアン2世時代の1858年創業。バイエルン王国の迎賓館としての役割も務めた、バイエリッシャー・ホーフと並ぶ最高級ホテルです。 ポッセンホーフェン(Possenhofen)シュタルンベルク湖畔 ポッセンホーフェン城(Schloss Possenhofen) ミュンヘンから近郊列車Sバーンで30分。ミュンヘン子の保養地シュタルンベルガー湖西岸のポッセンホーフェンに到着。結婚するまで冬の期間を除いて、家族で過ごしたポッセンホーフェン城は、今も当時の姿を留めています。現在は個人所有なので屋敷内には入れませんが、湖に沿った2haの土地はバイエルン州に寄贈されて散歩道になっていますので、エリザベートが育った城と広い庭をゆっくり見学できます。 エリーザベト皇妃博物館 ポッセンホーフェン (Kaiserin Elizabeth Museum Possenhofen) 開館時間 5月1日~10月中旬 金・土・日・祝の12時~18時 ポッセンホーフェンの駅舎内には、エリザベート博物館があります。ウィーンの王宮内にある立派な博物館と比較するとプライベートな小さな博物館ですが、貴重な写真など展示されていて、彼女の生い立ちに触れることができます。 フェルダフィンク(Feldafing)シュタルンベルク湖畔 ホテル・カイザリン・エリザベート(Hotel Kaiserin Elizabeth) 現在休業中 ハプスブルク皇后となってからも、生まれ育ったこの地が好きで、夏にはお供を連れて20回以上訪れたといいます。現在は4つ星のホテル。2階にはSISI-Suite(シシーのスイートルーム)があり、宿泊できます。お庭にもエリザベートの像が建っています。 薔薇の島(Rosen Insel) ルートヴィヒ2世の父マキシミリアン2世が整備したこの島は、エリザベートとルートヴィヒ2世が、度々2人で語らい合った場所。ルートヴィヒ2世の逝去後、島を手入れする人はなく、バイエルン州が1978年に80万DMで買い取り、現在はカジノとバラ公園のある島となっています。5月中旬から10月半ばまでフェルダフィンクからフェリーが出ています。 ベルク(Berg) シュタルンベルク湖東岸には、1886年6月、40歳のルートヴィヒ2世が主治医と謎の死を遂げたベルクがあります。遺体発見場所の浅瀬には十字架、その上に十字架を見守るように王を偲ぶ礼拝堂(Votiv Kirche)が建っています。ルートヴィヒ2世の夏の離宮で廃位後に移送されたベルク城(現在も子孫が所有で中には入れません)も現存。湖の東側は列車が通っていないので、シュタルンベルクから遊覧船で来るのがお勧め。ポッセンホーフェン(Possenfofen)の対岸になります。ご興味あれば、シュタルンベルク湖の遊覧船のHP。をご覧下さい。 バート・イシュル(Bad Ischl )オーストリア・ザルツカンマーグート カイザーヴィラ (Kaiser Villa in Bad Ischl) 開館日時はこちらをご覧ください。 https://www.kaiservilla.at/index.php/en/opening-times-prices 1853年、16才で転機が訪れました。姉のお見合いのため保養地バート・イシュルに一緒来ていたエリザベートは、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に見初められ、求婚されます。バート・イシュルには、義母ゾフィーが結婚の記念に贈ったカイザーヴィラがあり、毎年夏には皇帝が訪れていました。敷地内には、皇帝がエリザベートに贈った大理石の宮殿(現在写真博物館)があります。そこで、エリザベートは午後のティータイムを楽しんだそうです。バートイシュルについては、こちらのブログもご覧下さい。   ウィーン(Wien) アウグスティーナ教会(Augustinerkirche in Wien) ハプスブルク家代々の挙式を行ってきた教会。1854年、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の婚礼の儀が執り行われました。開館時(8時~17時)はいつでも入場できます。 ホーフブルク王宮(Hofburg) 最古の部分は13世紀に建てられ、最新部分は20世紀初頭に完成した宮殿です。1918年まで、歴代ハプスブルク皇帝の居城であり政権中枢でした。現在は数多くの博物館に貴重な文化遺産が展示されているほか、日曜・祝日にウィーン少年合唱団がミサで歌う礼拝堂、スペイン式宮廷馬術学校、大統領官邸などが入っています。 皇帝居館(Kaiserappartments) 膨大な数の部屋の中から16室、見学可能。エリザベートの化粧室兼体操室には、エリザベートの使用した体操器具類が展示。ディナールームも、エリザベートの時代のディナーセットが展示されています。 シシィ博物館(Sisi Museum) エリザベートの愛用品や肖像画、華やかなドレスや装飾品の数々、旅行に使用した列車の車両や、暗殺の現物のヤスリやエリザベートのデスマスクなど、展示品は多岐にわたり、エリザベートファン必見の博物館です。 銀器・食卓丁度コレクション(Silberkammer) 宮廷で使用された煌びやかな食器類が展示されています。 シェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn) 夏の離宮として、夫妻で利用。エリザベートの部屋もそのまま保存されています。 ヘルメス・ヴィラ(Hermes Villa) 皇帝がエリザベートをウィーンになるべく長く居てもらうために、当時のウィーン市郊外に造らせた館。かつてのハプスブルク家の狩猟地で、現在はラインツ動物公園内にあります。エリザベートの寝室はシェイクスピアの真夏の夜の夢の壁画が描かれ、とても印象的です。 11月1日~3月中旬休館 月曜以外10時~18時開館 カプツィーナ教会 (Kapziner Kirche) 教会地下の納骨堂には、ハプスブルク家の149人の棺が安置されています。エリザベートの棺もフランツ・ヨーゼフ1世と1889年に自殺した息子ルドルフと並び、絶えずお花が献花されています。 王室御用達菓子店デーメル  (DEMEL K.u.K Hofzuckerbäcker) 自身の美を追求したエリザベートですが、甘いものが大好きでお忍びで頻繁に訪れたそうです。 王室御用達菓子店ゲルストナー(Gerstner K.u.K Hofzuckerbäcker) 2階のカフェ・3階のレストランの内装がとっても素敵。エリザベートが好んだスミレの砂糖漬け菓子が有名です。 宝石店ケッヒャート (Köchert) ヴィンターハルター作の有名なエリザベート(当時27歳 写真上)の肖像の髪飾り。皇帝が結婚記念日に27個作らせました。シシィーの星(Sisi-Stern)と呼ばれ、ダイヤモンドが散りばめられています。2004年皇帝夫妻成婚150年を記念して復刻版を製作。価格は1つ13,800€。かなりお高いので、お土産にはスワロフスキー製のシシィーの星はいかがでしょうか?大きいもので1つ30€程。シシィ博物館やシェーンブルン宮殿で購入できます♪  ハンガリー ブダペスト (Budapest) マチャーシュ教会  (Matyas Templon) ハプスブルク帝国の衰退に伴い、支配下の民族独立の気運が高まります。抑圧の声が多い中、エリザベートは、ハンガリーの自治権を認める、オーストリア・ハンガリー二重帝国(Österreichisch-Ungarische Monarchie)の成立に尽力し、1867年マチャーシュ教会で皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と共に戴冠式に臨みます。教会内には、ハンガリー風の衣装に身を包む美しいエリザベートの胸像が立っています。 堅苦しいウィーンの宮中より、ハンガリーを愛したエリザベートはハンガリー語を習得し、ハンガリーでは今でも絶大な人気を誇ります。ドナウ河に架かる4つの橋の1つがエリザベート橋(エルジェーベト橋)と名がついていることからも窺えますね。 ゲデレー宮殿(Schloss Gödöllő) 国王夫妻は豪華なブダの丘にある壮麗な王宮には住まわず、ブダペスト郊外のゲデレー村にある宮殿に泊まりました。エリザベートは1人で度々長期滞在し、村人に熱烈歓迎されたそうです。スミレ色を好んだエリザベートの部屋には、エリザベートの肖像画が多数掛けられています。戴冠式の翌年、この宮殿で4人目の子マリー・ヴァレリーを出産しています。 ハンガリー国立歌劇場 黄金の装飾と真紅の座席が美しいネオルネッサンス様式の歌劇場。ウィーン同様、オペラとバレエの公演を行っています。エリザベートも度々訪れました。舞台左手2階のボックス席がシシィ・ロージェと呼ばれ、エリザベート専用の座席でした。舞台は余り見えなかったのでは?しかし、美貌の横顔を聴衆に見せることが目的だったとか。 カフェ・ジェルボー(Cafe Gerbeaud) 19世紀末、ブダペスト随一の社交場だったカフェ・ジェルボーにはエリザベートもよく通ったそうです。 スイス ジュネーブ(Genève) モントルー(Montreux) 1889年に30歳の息子ルドルフ皇太子を情死で亡くしてから、喪服で過ごしたエリザベートですが、旅行の日々は続きます。晩年、春と秋にレマン湖地方を数回にわたり訪れています。モントルー(Montreux)の隣町テリテ(Territet テリテのバラ公園にエリザベート像があります)のグランド・ホテル(現在は廃業)に宿泊し、背後の山腹のコー(Caux)やロシェ・ド・ネイ(Rochers-de-Naye)、レザヴァン(Les Avants)等での散策を楽しんだそうです。 1898年8月30日のレマン湖訪問の際は、テリテではなく高台のコーのグランドホテル(廃業)に投宿。9月9日には、友人のロスチャイルド夫人に昼食に招かれ、ジュネーブ郊外のシャトー・ド・プレニー(現在もロスチャイルド家の所有)を訪問しました。そして、その晩はジュネーブのホテル・ボー・リヴァージュに宿泊し、翌日の9月10日、午後1時半過ぎの蒸気船でコーのホテルに戻る予定だったそうです。蒸気船に乗ろうと湖畔の道を急ぎ足で歩いていた際、イタリア人の無政府主義者の手により心臓を短剣で刺され亡くなります。享年61歳。 暗殺場所には小さな碑があり、フランス語で1898年9月10日、ここでオーストリア皇后エリザベートが暗殺されたと書かれています。 エリザベートの棺は、ホテル・ボー・リヴァージュからコルナヴァン駅に移され、列車でウィーンに向けて出発しました。コルナヴァン駅近くにある、ジュネーブでは珍しいカトリックのノートルダム教会内では、1915年に地元のカトリック婦人団体が送ったエリザベートのステンドグラスを見ることができます。 ミュンヘンから始まったエリザベートの生涯は、ジュネーブで幕を閉じました。 お客様のエリザベートを探しに、オリジナル旅行を作ってみませんか?ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。 Thu, 02 Oct 2025 00:00:00 +0900 2026年夏の野外音楽祭「ブレゲンツ音楽祭」「ザンクト・マルガレーテン音楽祭」チケット発売開始♪ http:///blog/item/13332.html http:///blog/item/13332.html 写真  2026年ザンクト・マルガレーテン音楽祭©Oper im Steinbruch https://www.operimsteinbruch.at/ ヨーロッパの夏といえば、各地で開催される音楽祭♪ 野外音楽祭も多く開催されます。 オーストリアで開催される夏の音楽祭で特に人気が高い音楽祭といえば、『ザルツブルク音楽祭』『ブレゲンツ音楽祭』『ザンクト・マルガレーテン音楽祭』。 ブレゲンツ音楽祭は9月29日~、ザンクト・マルガレーテン音楽祭は早くも来年2026年夏のチケットが発売開始となりました。いずれも人気の音楽祭ですので、ご興味あれば、お早めにお問い合わせください。 ザルツブルク音楽祭 開催日程:2026年度未発表 今年2025年は7月17日~8月31日。来年2026年も同様の時期です。 モーツァルトの故郷、音楽の街ザルツブルク。映画『サウンドオブミュージック』の舞台としても有名です。2020年に創設100周年を迎えたザルツブルク音楽祭は、オペラ、演劇、コンサートから構成され、多彩なプログラムとなっています。来年2026年のプログラムが発表されましたら、ご希望のお客様にお知らせいたします。ザルツブルク音楽祭のモデルツアーはございませんが、お客様のご希望を伺いながら、オリジナルのツアーをお作り致します♪ ブレゲンツ音楽祭(ドイツ&スイス国境のボーデン湖畔)♫人気のツアー♫ 開催日程:7月22 日(水)~8月23日(日) 開演時間:7月は21時15分、8月は21時 演目:ヴェルディ作『椿姫』 オーストリアの西の端、ドイツとスイスの国境に温暖な気候のボーデン湖がございます。ブレゲンツはそのボーデン湖畔の町で、ボーデン湖上を舞台に開催されるのが「ブレゲンツ音楽祭」です。2年ごとに演目が変わりますが、2026年&2027年の演目は、ヴェルディ作『椿姫』です。ご鑑賞日の日中に現地ガイドが会場をご案内いたしますので、安心してくださいね。 ザンクト・マルガレーテン音楽祭(ウィーン郊外)♫人気のツアー♫ 開催日程:7月15日(水)~8月22日(土)※期間中、木~土曜が公演日 但し7月15日(水)、29(水)、8月16日(日)、19日(水)は公演有り。 開演時間:7月は20時30分、初日7月15日と8月は20時 演目:ジャコモ・プッチーニ作『トスカ』 「ザンクト・マルガレーテン」は古代ローマ時代からの採石場跡地で、ウィーンから70kmほど南東、ハンガリーとの国境近くに位置し、跡地は記念碑のような奇岩が集まる風景になっています。この採石場跡地を利用して、毎年夏に野外オペラが上演。毎年20万人以上の観客が訪れる人気の野外音楽祭です。座席数は5000席ほど。切り立つ奇岩に囲まれ、自然の壮大さを肌で感じながら、迫力ある演出のオペラを楽しむことができます。ウィーンと野外オペラ会場間をシャトルバスが運行しています。ご希望で現地ドライバーの送迎車の手配も可能です。夜遅くになっても安心ですね♪ オーストリアエクスプレスでは、前泊・延泊を含め、お客様のご希望やご予算に合わせてモデルツアーをアレンジしたり、オリジナル旅行をおつくり致します。ご興味がございましたら、お気軽にお問合せください。   Wed, 24 Sep 2025 11:11:17 +0900 夢の世界☆彡ウィーンの舞踏会に参加ませんか? http:///blog/item/11948.html http:///blog/item/11948.html 楽友協会舞踏会 – © WienTourismus / Paul Bauer ウィーンの舞踏会シーズンは、年末から3月中旬。毎年450を超える舞踏会がウィーンで開かれています。ホーフブルク王宮の舞踏会やオペラ座の舞踏会は世界中の人々の憧れの的。ウィーン楽友協会で開催のウィーンフィル舞踏会などもございます。 敷居が高そうなウィーンの舞踏会(Ball バル)は、チケットを購入すれば、基本カップルで参加できるのです。上手に踊れればそれだけ楽しみも増えますが、上手じゃなくても大丈夫です。 ウィーン・オペラ座舞踏会は、すでに手配可能なチケットがございませんが、ホーフブルク王宮では、職業やテーマの異なる舞踏会が開催され、菓子職人舞踏会、カフェハウスオーナー舞踏会の他にもウィーン経済大学学生舞踏会、科学者舞踏会、医者舞踏会、弁護士舞踏会、ハンター舞踏会、ウクライナチャリティー舞踏会など様々な舞踏会などがございます。 【抜粋:開催日順】 1月15日(木)菓子職人舞踏会(Sugar Baker Ball) <ホーフブルク王宮にて> 1月16日(金)花の舞踏会(Blumenball der Wiener Stadtgärten)<ウィーン市庁舎にて>  1月22日(木)ウィーンフィル舞踏会(Vienna Philharmonic Ball)<楽友協会にて>  1月23日(金)カフェハウスオーナー舞踏会(Kaffeesiederball)<ホーフブルク王宮にて> 4月18日(土)ヨハン・シュトラウス舞踏会(Johann Straus Ball)<クアサロンにて>   ダンスが初めてであれば、ウィーンで個人レッスンを受けるのはいがかですか?単発のレッスンもございますので、簡単な英語でのコミュニケーションが可能であれば、通訳なしでもご受講頂けます♪ 少し日本でレッスンを受けられてから渡航されますと、現地でのレッスンの習熟度も高くなりますのでおすすめです。 ヘアメイクは、日本人美容室がございますので、早めにお申し込みいただけましたらご予約可能です。衣装レンタルは、日本語アシスタントがご案内いたします。男性はタキシード、女性はイブニングドレスを持参して、夢の世界で一晩過ごしてみるのはいかがでしょうか? オーストリア・エクスプレスでは、お客様のご要望をお伺いしてオリジナルのご旅行をご提案いたします。ご興味あれば、お気軽にお問い合わせください。 Mon, 08 Sep 2025 00:00:00 +0900 【2025年】ウィーン・ザルツブルクのクリスマスマーケットの日程ご案内 http:///blog/item/13329.html http:///blog/item/13329.html Photo  Christmas Market, Rathausplatz © WienTourismus/Paul Bauer 8月も終盤になるのに、猛暑の日が続いておりますが、クリスマスツアーのお問い合わせを頂き始めました。 きらきらと輝くイルミネーションの光、香ばしい焼きアーモンドやスパイシーなグリューワインの香り...。冬の寒空の下で家族や友人たちと集い、語らい、笑顔で同じ時間を共有する...。 ヨーロッパのクリスマスマーケットには、そんな素敵な伝統が昔から変わることなく続いています。 今年の冬はオーストリアのクリスマスマーケットを訪れてみませんか? ご希望に合わせて、現地在住の日本語ガイドや専用車などの追加アレンジも承ります。 ガイドが市内観光だけでなく、クリスマスマーケットでの注文の仕方や楽しみ方などもお伝えします。 また、せっかく陸続きのヨーロッパへご旅行されるなら、鉄道を使ってドイツやチェコなどの隣国を周遊されてはいかがでしょうか。ご希望に合わせてご旅行プランを作成いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。 オーストリアエクスプレス・クリスマスツアープランはこちら ご旅行プランの参考に、ウィーンとザルツブルクのクリスマスマーケット情報を掲載します。 市内各地で開催され、年明けまで楽しめるものもありますので、年末年始のご旅行にもおすすめです。 ★★★ウィーンのクリスマスマーケット★★★ それぞれのマーケットで趣が異なりますので、ゆっくりと滞在していろいろなマーケット巡りをお楽しみください。また、ウィーンではほぼ毎晩コンサートが開催されていますので、夜はコンサート鑑賞はいかがでしょうか。 日程やご希望に合わせてチケット手配を承りますので、お問い合わせお待ちしています。 ●市庁舎前広場 Christkindlmarkt at Rathausplatz 2025年11月14日(金)~12月26日(金) 毎日 10:00 ~ 22:00 12 月 24 日(水)は10:00 ~ 18:30 ●ウィーン大学キャンパス 2025年11月14日(金)~12月23日(火) 月~木は14:00 - 22:00、金曜は14:00 - 23:00 土曜は11:00 - 22:00、日曜は11:00 - 21:00 12月23日(火)は11:00 - 20:00 ●シュピッテルベルク Christmasmarket at Spittelberg 2025年11月14日(金)~12月23日(火) 月~金は 14:00 - 21:30 土日祝は 11:00 - 21:30 ●ホーフ広場 Christmasmarket am Hof 2025年11月14日(金) - 12月23日(火) 月~木は11:00 - 21:00 金土日祝は10:00 - 21:00 食事は22:00まで ●シェーンブルン宮殿前 Christmasmarket and New Year's market Schoenbrunn Palace 2025年11月6日(木)~2026年1月6日(火) 毎日10:00 - 21:00 12月24日は 10:00 - 16:00 12月25日~ 1月6日は10:00 - 19:00 ●ベルヴェデーレ宮殿前 Belvedere Palace Christmas Village 2025年11月14日~12月31日 月~金は11:00 - 21:00、土日は10:00 - 21:00 12月24日(水)は11:00- 16:00 12月25日(木)~12月30日(火)は 11:00 - 20:00 12月31日(水)は 11:00 - 18:00 その他、カールスプラッツやプラター、シュテファン大聖堂広場など、市内各所で開催されています! ※詳細はこちら→Vienna’s most attractive Christmas markets (Wien info) ★★★ザルツブルクのクリスマスマーケット★★★ 落ち着いた厳かな雰囲気のクリスマスマーケットが特徴で、伝統的な雰囲気を楽しむことができます。 ●大聖堂広場とレジデンツ広場 Salzburg Christkindlmarkt 2025年11月20日(木)~2026年1月1日(木) 月~木は10:00-20:30、金は10:00-21:00、土は9:00-21:00、日祝は9:00-20:30 12月7日(日) は9:00 - 21:30、12月24日(水)は 9:00-15:00、12月25日(木)・26日(金)は11:00-18:00 12月31日 (水)は10:00-25:00、1月1日(木)は11:00 - 18:00 Salzburg Christmas Market : Advent in Salzburg : salzburg.info ●ヘルブルン宮殿 Hellbrunn Courtyard 2025年11月20日(木)~12月24日(水) 市内からは少し離れますが、ザルツブルクでも人気のロマンチックなクリスマスマーケットです。 月曜休み 火~金は13:00-20:00、土日祝は10:00-20:00と12月8日は10:00 - 20:00、12月23日は13:00-20:00、12月24日は10:00-14:00 https://www.hellbrunneradventzauber.at/ ●ミラベル宮殿前広場 Christmas Market on Mirabell Square 2025年11月20日(木)~12月31日(水) 日~木: 10:00~20:00、金土: 10:00~21:00 12月24日(水)は10:00 - 15:00、12月25日(木)・26日(金)は11:00 - 18:00 12月27日(土)~30日(火)は10:00 - 19:00 12月31日(水)は10:00 - 19:00 https://weihnachtsmarkt-salzburg.at/ 弊社ではドイツ旅行やスイス旅行の手配も承っております。 ★ドイツ クリスマスツアーはこちら ★スイス クリスマスツアーはこちら お気軽にお問い合わせください。 Tue, 26 Aug 2025 14:18:21 +0900 年明け間もないですが・・・2026年ウィーンフィルニューイヤーコンサート鑑賞ツアーできました🌟 http:///blog/item/13271.html http:///blog/item/13271.html 新年あけましておめでとうございます。 本年もみなさまの思い出に残る素敵なご旅行のお手伝いをさせていただきますので、 2025年もオーストリアエクスプレスをどうぞよろしくお願い申し上げます。 世界中の音楽ファンを魅了するウィーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサート。 すでに来年2026年ツアーのお問い合わせを多くいただき、ありがとうございます。 お待たせいたしました!2026年ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート鑑賞ツアーが完成しました! 2026年ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート鑑賞ツアーはこちら ニューイヤーコンサートの指揮者は、毎年「楽団員全員による投票で決まる」と言われています。 世界中の音楽ファンが待ちわびる中・・・今年も1月1日に公式HP上で発表されました! 2026年の指揮者は、メトロポリタン歌劇場の音楽監督でもあるヤニク・ネゼ・セガン氏です! 当歌劇場の音楽監督が選ばれるのは史上初、さらに、史上初のカナダ人指揮者選抜という出来事に、音楽業界は話題沸騰です。 セガン氏は2010年にザルツブルクのモーツァルト週間でウィーンフィルと初共演をして以来親交が続き、2023年のシェーンブルン宮殿・夏のコンサートでも指揮をしています。 ニューイヤーコンサートでもきっと素晴らしい共演を見せてくれることでしょう。 なお、12月30日プレビューコンサートと12月31日ジルヴェスターコンサートの鑑賞ツアーにつきましては完成次第掲載予定ですが、ご興味ある方はどうぞ遠慮なくお問い合わせくださいませ。 毎年入手困難なチケットですが、オーストリアエクスプレスでは現地パートナー会社の協力のもと、鑑賞ツアーをご用意しております。 ツアー前後のアレンジはご希望にあわせて承りますので、お客様オリジナルの旅をお楽しみくださいね。 お問い合わせおまちしております! 写真提供@ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団   Thu, 09 Jan 2025 13:35:40 +0900 2025年オーストリア祝日カレンダー http:///blog/item/13265.html http:///blog/item/13265.html 写真@Schulferien.org "Kalender Österreich 2025 mit Feiertage" 早いもので2024年も残すところ10日余りとなりました。オーストリアエクスプレスでは、今年最後のお客様をウィーンフィル・ニューイヤーコンサートご鑑賞にお送りする準備が整いました。全世界で中継される「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」、スタッフは自宅のテレビで楽しみたいと思います。 つい先日ですが、夏の人気音楽祭『ザルツブルク音楽祭』の公演プログラムも発表となり、先行の申込受付が開始しました。 ザルツブルク音楽祭でもウィーンフィルハーモニー管弦楽団コンサートをお楽しみいただけます。ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。 オーストリア旅行や隣国との組み合わせのご旅行などをご希望のお客様は是非、お問合せフォーム(オーダーメイド無料見積もり)からお気軽にご相談くださいませ。 さて、今回は来年2025年のオーストリアの祝日をまとめてみました。祝日には、スーパーなどのお店がお休みになるだけでなく、博物館や美術館などの開館時間が通常営業とは異なる場合もございますので、オーストリア旅行をご計画の際はぜひ一度ご確認されることをおすすめします。 2025年オーストリアの祝日(日曜日と重なる祝日も記載してあります)  1月1日(水)元日  1月6日(月)三王来朝   4月20日(日)イースターの聖日曜日  4月21日(月)イースターの聖月曜日  5月1日(木)国の祝日  5月29日(木) キリスト昇天祭  6月8日(日)聖霊降臨祭  6月9日(月)聖霊降臨祭の月曜日  6月19日(木)聖体祭  8月15日(金)マリア昇天祭 10月26日(日)ナショナルデー  11月1日(土)万聖節 12月8日(月)聖母受胎の日 12月25日(木)クリスマス 12月26日(金)聖シュテファンの日   Thu, 19 Dec 2024 00:00:00 +0900 2025年夏の野外音楽祭「ブレゲンツ音楽祭」「ザンクト・マルガレーテン音楽祭」「メルビッシ音楽祭」チケット発売開始♪ http:///blog/item/13156.html http:///blog/item/13156.html 写真 ザンクト・マルガレーテン音楽祭©Zauberflöte-2019©Oper im Steinbruch Andreas-Tischler ヨーロッパの夏といえば、各地で開催される音楽祭♪ 野外音楽祭も多く開催されます。 オーストリアで開催される夏の音楽祭で特に人気が高い音楽祭といえば、『ザルツブルク音楽祭』『ブレゲンツ音楽祭』『ザンクト・マルガレーテン音楽祭』『メルビッシュ湖上音楽祭』です。 ザルツブルク音楽祭を除いた、3つの野外音楽祭の来年2025年チケットが早くも発売開始となりました。どれも人気の音楽祭ですので、ご興味あれば、お早めにお問い合わせください。 ザルツブルク音楽祭 開催日程:来年度未発表 今年2024年は7月20日(木)~8月31日(木)。来年も同様の時期です。   モーツァルトの故郷、音楽の街ザルツブルク。映画『サウンドオブミュージック』の舞台としても有名です。2020年に創設100周年を迎えたザルツブルク音楽祭は、オペラ、演劇、コンサートから構成され、多彩なプログラムとなっています。来年2025年のプログラムが発表されましたら、お知らせいたします。ザルツブルク音楽祭のモデルツアーはお作りしておりませんが、お客様のご希望を伺いながら、オリジナルのツアーをお作り致します♪   ブレゲンツ音楽祭(ドイツ&スイス国境のボーデン湖畔)♫人気のツアー♫ 開催日程:7月17日(木)~8月17日(日) 開演時間:7月は21時15分、8月は21時 演目:ヴェーバー作『魔弾の射手』 オーストリアの西の端、ドイツとスイスの国境にボーデン湖が位置しています。ブレゲンツは、そのボーデン湖畔の町で、ボーデン湖を舞台に開催されるのが「ブレゲンツ音楽祭」です。2年ごとに演目が変わりますが、2025年の演目は2024年に引き続き、ヴェーバー作『魔弾の射手』です。 ザンクト・マルガレーテン音楽祭(ウィーン郊外)♫人気のツアー♫ 開催日程:7月9日(水)~8月23日(日)※期間中の 木・金・土が公演日 但し7月9日(水)、23(水)、8月6日(水)は公演有り。 開演時間:7月は20時30分、初日7月9日と8月は20時 演目:リヒャルト・ワーグナー作『さまよえるオランダ人』 「ザンクト・マルガレーテン」は古代ローマ時代からの採石場跡地で、ウィーンから70kmほど南東、ハンガリーとの国境近くに位置し、跡地は記念碑のような奇岩が集まる風景になっています。この採石場跡地を利用して、毎年夏に野外オペラが上演。毎年20万人以上の観客が訪れる人気の野外音楽祭です。座席数は5000席ほど。切り立つ奇岩に囲まれ、自然の壮大さを肌で感じながら、迫力ある演出のオペラを楽しむことができます。ウィーンのご宿泊ホテルから音楽祭の会場まで現地ドライバーの送迎車でお送りします。公演後も、もちろんご宿泊ホテルまで安全にお送りいたします。   メルビッシュ湖上音楽祭(ハンガリー国境沿いのノイジートラ―湖) 開催日程:7月10日(木)~8月16日(土)※毎日の開催ではございません。期間中の公演日につきましてはお問合せください。 開演時間:7月は20時30分、8月は20時 演目:ミュージカル『サタデーナイトフィーバー』   ハンガリーとの国境沿いにあるノイジートラー湖。そのままの自然が残り、野鳥保護地域のノイジートラー湖一帯は、世界遺産に登録されています。この湖上で開催される『メルビッシュ湖上音楽祭』♪ 夏の野外ステージでミュージカル(またはオペレッタ)公演を楽しむ音楽祭です。モデルツアーはお作りしておりませんが、ウィーンのご宿泊ホテルから音楽祭の会場まで現地ドライバーの送迎車でお送りします。公演後も、もちろんご宿泊ホテルまで安全にお送りいたします。   オーストリアエクスプレスでは、前泊・延泊を含め、お客様のご希望やご予算に合わせてモデルツアーをアレンジしたり、オリジナル旅行をおつくり致します。ご興味がありましたら、お気軽にお問合せください。 Mon, 07 Oct 2024 00:00:00 +0900 ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート、その人気のほどは・・・! http:///blog/item/13225.html http:///blog/item/13225.html 今回のブログもウィーンフィルのニューイヤーコンサートにまつわるお話です。 新年をお祝いする華やかな印象のコンサートですが、実はその歴史は意味深く、1938年ナチス・ドイツのオーストリア併合に対するオーストリア人の不満を抑える目的で開催されたことが始まりと言われています。 1939年12月31日に第1回が開催され、2回目からは1月1日の元旦公演になりました。 初めのうちはオーストリア国内における一つのコンサートという位置づけでしたが、1959年に世界に向けてテレビ中継が始まったことをきっかけに世界中で人気が高まり、今では世界で最もチケットをとれないコンサートとなっています。 公演の約1年前にチケットの抽選が始まります。 名誉来賓客やスポンサー、演奏関係者向けの座席を除いた座席が一般販売されますが、世界中からの申込み数から計算すると抽選に当たる確率はわずか0.03~1%! 弊社では現地パートナー会社協力のもと、鑑賞ツアーを受け付けております。 ご希望に合わせてツアー前後のアレンジも承りますので、 「○○へ行ってみたい」「日本語ガイドをつけたい」「○○のコンサートも観たい」など、 お客様オリジナルのご旅行をおつくりいたします。 12/30プレビューコンサート鑑賞ツアー、12/31ジルヴェスターコンサート鑑賞ツアー、1/1ニューイヤーコンサート鑑賞ツアーの3ツアーをご用意しております。 ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ! 2025年鑑賞ツアーはこちら 写真提供@ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団   Tue, 07 May 2024 09:50:51 +0900 モーツァルトの足跡を辿る旅はいかがですか? http:///blog/item/13134.html http:///blog/item/13134.html  今日は、天才モーツァルトのファンの皆様に、モーツァルトの足跡を辿る旅をご紹介します。 訪問先はザルツブルク、ウィーン、プラハです。初日のミュンヘン以外は、各都市2泊ずつです。 モデルツアーではミュンヘン空港から入り、ミュンヘンに1泊 2日目 ザルツブルクへ(鉄道で1時間半)ザルツブルク市内を観光 3日目 お客様だけの専用車でザルツカンマーグートへ!美しい湖と可愛らしい町にときめきます! 4日目 ウィーンへ移動し(鉄道で2時間半)観光 5日目 ウィーン滞在フリー 6日目 プラハへ移動し観光 7日目 プラハ滞在フリー 8日目 空港発、翌日日本着 いかがでしょうか?詳細はこちらをクリック!→モーツァルトの足跡を辿る旅☆彡ザルツブルク・ウィーン・プラハ現地8日間 このツアーをご参考にして頂き、お客様のご希望に応じてオリジナルのプランもお創り致しますので、お気軽にお問い合わせください。 次に、各都市のモーツァルトのゆかりの場所を記載しましたので、ご覧ください。 ザルツブルク  旧市街のモーツァルトの生家 1756年に誕生。父はザルツブルク大司教に仕える宮廷作曲家。 新市街のモーツァルト一家の住居 舞踏の稽古場だった部屋を借りたので、舞踏教師の家と呼ばれました。モーツァルトは、演奏旅行忙しく不在が多かったようです。 ザルツブルク大聖堂 モーツァルトが洗礼を受け、オルガン奏者も務めました。 記念像が建つモーツァルト広場 ウィーン モーツァルト25歳の時に、かねてから対立していたザルツブルク大司教と大喧嘩し、ウィーンに定住します。 ホーフブルク王宮とブルク庭園のモーツァルト像 結婚前年のクリスマスは皇帝ヨーゼフⅢ(マリアテレジアの息子)と王宮で過ごしました。 シェーンブルン宮殿 鏡の間では、6歳のモーツァルトが女帝マリアテレジアの前で演奏。オランジェリーでは皇帝の希望で「音楽コンテスト」が開催。モーツァルトと宮廷楽長サリエリが対決し、サリエリに軍配が上がりました。 国立図書館プルンクザール 30歳のモーツァルトがコンサートシリーズを行った場所です。 モーツァルトハウス・ヴィエナ モーツァルトが28歳からの2年半の間、暮らしていたアパート。この2年半の間は、シュテファン大聖堂の副楽長を務め、フィガロの結婚を成功させるなど、モーツァルトのキャリアの絶頂期でした。 カフェ・フラウエンフーバー モーツァルトやベートーヴェンが演奏会をおこなったレストラン。現存するウィーン最古のカフェです。 ミュトス・モーツァルト 生涯を閉じた場所(現在のシュテッフル・デパートの地下)でマルチメディア体験ができます。 シュテファン大聖堂 モーツァルトが副楽長を務めた場所であり、コンスタンツェとの結婚式やモーツァルト自身の葬儀も執り行われました。   聖マルクス墓地 モーツァルトが埋葬されたとされる場所に「嘆きの天子」像が立っています。 ウィーン中央墓地 第2門(Tor2)から200mの場所に音楽家達が眠る区画32Aがあり、モーツァルト記念碑を挟んでベートーヴェン、シューベルトが埋葬されています。仲の良かったブラームスとヨハン・シュトラウスは隣同士。 プラハ エステート劇場 「ドンジョバンニ」の初演、「フィガロの結婚」をモーツァルト自身が指揮した歴史ある劇場です。 モーツァルト博物館ベルトラムカ プラハの音楽家ドゥーシェンク夫妻のエレガントな邸宅。モーツアルトは夫妻の厚意でここに長期滞在し、「ドン・ジョヴァンニ」を作曲しました。 ストラホフ修道院 世界一美しい図書館と称される修道院図書館が併設。モーツァルトが即興演奏したオルガンが教会にあります。 聖ミクラーシュ教会 モーツァルトを本国よりも熱狂的に受け入れた市民達による大規模な追悼ミサが開かれました。 プラハは映画アマデウスの撮影場所ですので、ご旅行前にご覧頂くとより楽しめると思います。ウィーンよりモーツァルトが生きた18世紀を感じられる景色が色濃く残っているので、ロケ地とされたのでしょうね。 オーストリアエクスプレスでは、お客様のオリジナルのご旅行をお創り致します。日程、訪れたい場所、予算をお知らせください。最適なプランを提案いたします。 Fri, 03 Feb 2023 00:00:00 +0900 ウィーン少年合唱団の歌声が聴きたい!本場ウィーンで聴くには? http:///blog/item/13133.html http:///blog/item/13133.html 写真©Tourismusseelsorge - Kategoriale Seelsorge der Erzdiözese Wien  VIRC official website ウィーン少年合唱団が、4年ぶりに日本で来日公演を行います!コロナ禍で中止になっていたことがまた再開されるのは嬉しいことですね。 世界中を魅了し続ける「ウィーン少年合唱団」。本場ウィーンで堪能しませんか? 《ウィーン少年合唱団の歴史》 日本でも『天使の歌声』と呼ばれ、世界中で愛されている「ウィーン少年合唱団」。2017年にオーストリアのユネスコ無形文化遺産に登録されました。 ウィーン少年合唱団の歴史は古く、1498年に神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世が『王宮礼拝堂付属少年聖歌隊』として創設したのが始まりです。 日本は当時、室町時代真っ只中、世界史ではポルトガルの探検家バスコ・ダ・ガマがインド航路を発見した年です。さかのぼること525年も前のことです。 かつてはハイドン、シューベルト、ブルックナーといったウィーンを代表する大作曲家も、この聖歌隊の一員でした。モーツァルトは作曲家として聖歌隊の活動に参加しました。 1918年、第一次世界大戦でオーストリア=ハンガリー帝国が敗北し、ハプスブルク家が崩壊したことで一時解散となりました。が、周囲の熱意により、1924年民営の少年合唱団が創設され、そこから「ウィーン少年合唱団」としての活動が始まりました。合唱団の制服、現在のセーラー服が採用されたのもこの頃です。セーラー服の理由は、当時上流階級の子弟の間で、外出着として着用するのが流行していたからとのこと...意外と単純な理由なんですね。 日本への初来日は、第二次世界大戦終戦10年後の1955年です。 《ウィーン少年合唱団とは》 ウィーン少年合唱団の団員は9歳~14歳までの約100名。オーディションを経て世界各国から集まってきます。ウィーン市内のアウガルテン宮殿の校舎と寮で集団生活をしながら、一般教育と音楽教育を受けています。メンバーは4つのグループ「ハイドン」「ブルックナー」「モーツァルト」「シューベルト」組に分かれ、毎年2~3ヶ月ほどの期間、世界各地をツアーで回り、演奏活動を行っています。 写真:©2020 Lukas Beck 《ウィーン少年合唱団の演奏を聴く》 ★MuTH(ムート)★ ウィーン少年合唱団が寄宿生活を送るアウガルテンの敷地内に、2012年に建設されたコンサートホールです。「MuTH」という名前は「ミュージック&シアター」を意味しています。外見がとてもモダン!コンサートホールは音響重視で設計され、天使の歌声を堪能できることはもちろん、どの席に座ってもよく見え、またその席もゆったりとしていて座り心地が良いものとなっています。 5~10月の金曜日午後に行われる、「Friday Afternoon」コンサートを中心に、合唱団の演奏を聴くことができます。2023年のシーズンは、4月28日(金)に最初の定期演奏会が開催予定です。公式ホームページ上では、現在は6月分までの演奏会日程が発表されています。5月以降は、大体毎週金曜日に開催されますが、演奏会のない金曜日もありますので、ご希望のお客様はドイツエクスプレスまでご相談くださいね。開催の有無を随時お調べいたします。金曜日の演奏会は、クラシック、モテットからワールドミュージック、ポップスまで、ウィーン少年合唱団の最新レパートリーを楽しむことができます。 劇場のあるアウガルテン公園には、アウガルテン磁器工房もあり、工房やショップ見学と組み合わせて行くのもお勧めです♪ 写真:©Helmut Karl Lackner とてもモダンな外観をしています。 写真:©Helmut Karl Lackner ★Burgkapelle(ブルクカペレ:王宮礼拝堂)★   9月~6月(7~8月はお休み)の毎週日曜日に王宮礼拝堂で開催されるミサで、天使の歌声を聴くことができます。こちらもたまに、合唱団が参加しない場合もありますので、確実に合唱団演奏を聴きたいお客様はご相談くださいね。 ミサは、日曜日の朝9時15分に始まります。終わるのは10時30分頃です。ミサでは、旧約聖書や新約聖書の朗読や司祭の説教などがあり、合間にウィーン少年合唱団の合唱が入ります。伴奏はウィーンフィル管弦楽団のメンバーが演奏します。演奏は教会背後の上階で行われるため、合唱団の姿は残念ながらほとんど見えませんが、座席の各小部屋に一つくらいずつモニターが設置されていますので、演奏の様子を見ることができます。もちろん、聴こえてくる生の演奏と歌声を楽しめます。 ミサが終了すると、いよいよウィーン少年合唱団の少年たちが正面の祭壇に登場します! 一番盛り上がりをみせるのは、この時といっていいかもしれません。大きな拍手に迎えられ、少年達が祭壇に整列すると、最後に1曲美しい少年の歌声による合唱が披露されます。。 コロナ前は、ミサが終了してから中庭で合唱を終えた少年たちと写真を撮ることができました。現在は状況が変わっているかもしれませんので、万が一写真撮影がなかった場合にはご了承ください。 注)王宮礼拝堂のミサもチケットが必要です。事前に購入できるチケットの他に、当日の有料/無料の立見席チケットもあります。王宮礼拝堂でのミサはあくまでもミサが中心なので、ウィーン少年合唱団の歌声をしっかりとお聴きになりたい場合には、MuTHのコンサートをおすすめいたします。 【王宮礼拝堂:ホーフブルクカペレ】 王宮礼拝堂は、フリードリヒ3世の時代、1447~49年にかけてゴシック様式で建立されました。ハプスブルク家代々の主要礼拝堂であり、ウィーンに現存する最も古い礼拝堂です。マリアテレジアの時代に、後期バロック様式で改築されました。 ★その他★ コロナ前は、ウィーン少年合唱団が、ホーフブルク王宮にあるバロック様式のスペイン馬術学校で共演するイベントも開催されていました。優雅な古典馬術と少年合唱団の音楽を一度に味わえる贅沢なイベントとして人気がありましたが、現在は残念ながら開催予定はないようです。また再開されましたら、ブログなどでお知らせいたしますね。 ウィーン旅行の思い出の一つとして、世界に誇る天使の歌声に耳を傾けてみませんか♪ ドイツエクスプレスでは、ウィーン少年合唱団コンサートのチケット手配代行をしております。お気軽にお問合せくださいませ。      Mon, 30 Jan 2023 00:00:00 +0900 ウィーン滞在フリープラン♪お好きにアレンジしましょう! http:///blog/item/13127.html http:///blog/item/13127.html 写真はウィーンの典型的な朝食 ゼンメル(パン)にバターにジャムとハム、チーズ、メランジュ(カフェオレ) 先日録画しておいた、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートをのんびり見ました。毎年のことながら華やかでしたね。ニューイヤーコンサートで初お先目見えの曲が14曲も!オーストリア出身の指揮者フランツ・ウェルザー・メストさんだから出来た技なのでしょうね。そして、彼の端正で上品なたたずまいが印象的でした。曽祖父は、シュトラウス楽団のコンサート会場だったカフェ・ドムマイヤーの経営者だったそうです。このカフェ・ドムマイヤー(Cafe Dommayer)は現在も地下鉄U4のヒーツィング駅近くで営業しております。数年前から、ケーキ屋チェーン店のオーバーラー(OBERLAA)傘下に入ったのか、名前がCafe DommayerからAlt-Wiener Kaffeehaus OBERLAA に変わったようですが、内装はそのままです。シェーンブルン宮殿観光の際に立ち寄られてみてはいかがでしょうか?住所 Dommayergasse 1,1130 Wien ニューイヤーコンサート放送のNHKの特設スタジオにはピアニストの反田恭平さんが来られていました。反田さんの演奏は、確か2018年のサントリーホールでオール・ベートヴェンプログラムを聞いたことがあります。華やかで力強く、それでいて心の琴線に触れるような素晴らしい演奏でした。反田さん、現在はウィーンに部屋を借りて住んでいらっしゃるんですね。お正月に小林愛美さんとのご結婚を発表されましたね。おめでたいニュースですね。このままウィーンにいられるのか、気になるところです。 反田さんのように、ウィーンがお好きなお客様はウィーンで暮らすように滞在してみませんか?最短5日で案内しておりますが、お客様のご希望で延泊、そして滞在中には、フリーで過ごしたい方はそのように、1日、2日は現地ガイドさんに案内して貰いたい方はそのようにアレンジできます。滞在先のホテルもお客様のご予算に応じて、案内いたします。ご興味あれば、是非一度お気軽にお問い合わせくださいね。お待ちしております。 ウィーン満喫フリープラン♪ 現地5日間《ウィーンカード付き》 空港往復送迎付き フリープラン 雑貨大好き!ウィーンで雑貨探しとカフェ巡りの旅 5 日間  空港往復送迎付き 日本語ガイドが半日ずつ2日間ご案内♪ Thu, 19 Jan 2023 00:00:00 +0900 画家グスタフ・クリムトの作品をウィーンで鑑賞するならここ! ~ウイーンの美術館8選~ http:///blog/item/12610.html http:///blog/item/12610.html オーストリア、ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムト。幻想的かつ退廃的な美しさを放つ彼の世紀末アートには、世界中のファンが魅了され続けています。彼の故郷であるウィーンに行った際には、以下紹介する美術館で、本物の彼の作品に是非触れてみましょう。 (参考:https://www.wien.info/ja) ①ベルヴェデーレ宮殿上宮(👈英語表示の公式ホームページはこちらから) 24作品におよぶ世界最大のクリムト・コレクションを擁しています。クリムトの最も有名な作品『接吻』はベルヴェデーレで鑑賞できます。大きさは180cm x 180cm、装飾文様を金箔、銀箔でいっそう際立たせ、聖像画のような印象を与えています。   【クリムトの作品】 ・「接吻」 ・「ユディット」 ・「水蛇」 ・「アダムとイヴ」 ・「フリッツァ・リードラー」 ・「ヒマワリの咲く庭」 など   開館時間:10:00~18:00 休館日:なし 入館料・入場料:大人15.90ユーロ ※チケット売り場に日本語のパンフレットとベルヴェデーレ宮殿の見取り図が用意されています ※一階のクロークルームでは日本語版を含む音声ガイドを一台4ユーロで貸し出しています。   ②分離派会館(セセッシオン) (👈英語表示の公式ホームページはこちらから) グスタフ・クリムトが創設メンバーであったセセッシオン(ウィーン分離派)の建物は美しい観光名所で、内部には、全世界のクリムト・ファンが憧れる大作「ベートーヴェン・フリース」が展示されています。長さ34mの大作は、1902年のベートーヴェン展覧会のためグスタフ・クリムトが制作、ベートーヴェンの交響曲第九番を視覚的に解釈・表現したものです。  【クリムトの作品】 ・「ベートーヴェン・フリース」   開館時間:10:00~18:00 休館日:月曜日 入館料・入場料:大人12,00ユーロ ※「ベートーヴェン・フリース」が展示されている地下の展示室には日本語のパンフレットが置いてあります     ③レオポルト美術館(👈英語表示の公式ホームページはこちらから) レオポルト美術館はユーゲントシュティールの粋を集めた名作の宝庫で、クリムトの代表作のひとつ「死と生」も展示されています。    【クリムトの作品】 ・「死と生」 ・「池のほとりの朝」 ・「アッターゼー湖畔」   開館時間:10:00~18:00 休館日:火曜日 入館料・入場料:大人15ユーロ     ④ウイーン美術史博物館(👈英語表示の公式ホームページはこちらから) クリムト・ファンにとっては、美術史博物館の豪華な階段ホールも興味深いクリムト・コレクションです。40に上る三角小間と柱間壁画を飾る壁画のうち11点はクリムトの作品です。 開館時間:10:00~18:00(木曜日は21:00まで開館) 休館日:月曜日 入館料・入場料:大人18ユーロ ※地上階のカウンターにて日本語音声ガイドを一台6ユーロにて利用可能です   ⑤ウィーンミュージアム・カールスプラッツ(*2023年1月夏現在休館中) グスタフ・クリムトの絵画「パラス・アテネ」のほか、素描411点におよぶ世界最大コレクションを誇っています。    【クリムトの作品】 ・「パラス・アテネ」   *2023年1月現在も改装工事の為休館中で、再オープンについての詳細は未発表です。      ⑥ブルク劇場(👈英語表示の公式ホームページはこちらから) 豪華な階段ホールを飾る天井画のためにグスタフ・クリムトが制作した貴重な下絵は、1990年代末に、劇場の天井裏から発見されました。これは、画家の創作過程を示す貴重な作品であり、クリムト唯一の自画像を含んでいます。下絵は修復され、現在は特設された「クリムト・ホール」に展示されています。ブルク劇場のガイドツアーでは、階段ホールの豪華な天井画に加えて、この下絵もご覧いただけます。   ブルク劇場の開館時間:10:00~18:00 休館日:土曜日、日曜日および祝日 ガイドツアー:木曜日&金曜日 15時~、土日祝日 11時~(ドイツ語のみ) ※ガイドツアーの内容を要約した日本語の簡単なパンフレットあり ガイドツアー料金:大人8ユーロ     ⑦MAKオーストリア応用美術・現代美術館(👈英語表示の公式ホームページはこちらから) グスタフ・クリムトは1905年から1909年にかけて、ブリュッセルのストックレー邸食堂壁面を飾るモザイク画のため、一連の下絵を制作しました。 今日MAK応用美術博物館には、グスタフ・クリムトのモザイクフリーズのすばらしい作品スケッチが9点展示されています。   開館時間:10:00~18:00(火曜日のみ10:00~21:00) 休館日:月曜日 入館料・入場料:大人15ユーロ   ⑧クリムト・ヴィラ(クリムト最後のアトリエ)(👈英語表示の公式ホームページはこちらから) 19世紀の館で、現存する唯一のアトリエ。クリムトが亡くなる直前のアトリエを再現しています。   開館時間:10:00~18:00(2023年1月7日~12月31日) 休館日:月曜日・火曜日 入館料・入場料:大人10ユーロ ガイドツアー:土日祝日 14時~   オーストリアエクスプレスでは、お客様の必要な場所だけ、日本語ガイドや送迎車を手配しております。例えば、ウィーンの「レオポルト美術館」訪問時だけ日本語ガイドさんがいてくれたら助かる、あるいは観光したい街で半日だけガイドさんから旬の情報を教わりたい等のご希望にももちろんお応えいたします。是非一度ご相談ください!  Wed, 18 Jan 2023 00:00:00 +0900 グラーツとウィーンの中世武器博物館 http:///blog/item/13118.html http:///blog/item/13118.html Foto: UMJ/N. Lackner シュタイアーマルク武器庫(Styrian-armoury)公式HPコレクションから  今日は、人間の歴史に付きものの武器を保管する武器博物館をご紹介いたします。オーストリア第2の都市グラーツ。ウィーンから南西に200キロ、鉄道で2時間半の距離です。グラーツは、オスマントルコ勢力からキリスト教国家を守る砦の町として、歴史に名を刻んでいます。グラーツ郊外では鉄鉱石も多く産出されたことから、盛んに武器が作られました。ナポレオンもその城砦は破れなかったそうです。州庁舎が常備していた武器庫がそのまま武器博物館となって展示されています。その数3万点超え。圧巻の武器、槍、甲冑、鎧の数々。中世の武器の展示数としては世界一です。 ご旅行の中で、グラーツまで足を延ばせないお客様には、ウィーンのホーフブルク王宮内にある新王宮の中に、狩猟-武器コレクション(Hofjagd- und Rüstkammer)があります。こちらは、ハプスブルク王家の宮廷武器コレクションで、儀式用武器、狩猟用武器、スポーツ用武器などが展示されています。ご興味あるお客様には、おすすめいたします。 グラーツ シュタイアーマルク武器庫(Styrian-armoury)  冬季はガイドツアー(英・独)でのみご入場可能となります。HPをご覧の上ご確認ください。 ウィーン 狩猟-武器コレクション(Hofjagd- und Rüstkammer) オーストリア・エクスプレスではお客様のオリジナルのご旅行をお創りいたします。ツアーをご参考にお客様のご希望をお知らせください。   Tue, 22 Nov 2022 00:00:00 +0900 ウィーン発ハプスブルグ王室の皇帝列車ツアー http:///blog/item/13108.html http:///blog/item/13108.html 夜の虫の音に秋の訪れを感じるこの頃。本日は、12月にウィーンから催行される皇帝列車ツアーをご案内します。 皇帝列車とは、19世紀ハプスブルグ王家の王室専用列車として作られ、走る宮殿と呼ばれた列車です。旅から旅への生涯を送った皇妃エリザベートは、皇帝列車内で読書や詩を書いて過ごす時間を好んでいたと言われています。この豪華絢爛な列車は、2つの大戦とその間のハプスブルグ帝国の終焉で破壊されてしまいましたが、2016年フランツヨーゼフ1世没後100年を記念して、復刻されました。 こちらの皇帝列車(Majestic Imperator Train de Lux)、年に数回ウィーン発のツアーとして運行されています。12月はホーフシュロス城を訪れ庭園のクリスマスマーケットや宮殿コンサートを楽しむツアーと、年越しジルベスターを豪華な列車内でワルツの調べとともに祝うツアーの2つです。どちらも日帰りツアーとなりますので、オーストリアエクスプレスでは、皇帝列車ご乗車日の前後に、①日本語ガイドさんとウィーンの街を散策、②シェーンブルン宮殿のディナー&コンサートをお付したモデルツアーを作りました。初めてのお客様にも安心してお楽しみ頂けるように、各所専用車での送迎も付いております。ロマンティックな皇帝列車にご興味あれば、ぜひ詳細をご覧ください。 弊社はお客様ご希望に合わせてオリジナル旅行をお作りしておりますので、モデルツアーを参考にしていただき、お客様のご希望を是非お聞かせ下さいませ。 2022年12月8日夢のクリスマストレイン皇帝列車に乗って郊外のハプスブルグ宮殿へ 2022年12月31日ウィーン皇帝列車で年越しディナー⭐️ドナウ川での年越しカウントダウン4日間〜5つ星ホテル〜 皇帝列車にはご乗車しませんが、ロマンチッククリスマス⭐️オーストリア2大都市を巡るツアーはこちら Mon, 26 Sep 2022 12:01:05 +0900 「日本・オーストリア友好150周年」記念切手はいかがでしょうか? http:///blog/item/12766.html http:///blog/item/12766.html 昨日、小包を送ろうと郵便局に行ったのですが、窓口で並んでいるとふとクリムトの有名な絵画「接吻」が描かれた記念切手が目に入りました。 よく見ると「日本・オーストリア友好150周年」記念切手シートでした。柔らかな色彩で描かれた10種類の絵が美しく、1シート購入してしまいました。 発売は10月16日ということで、すでに1ヶ月ほど前から販売されているようです。1枚84円の切手が10枚で1シートとなっています。 10種類の絵柄は以下の通りです。 (1)王宮(ホーフブルク) (2)シュテファン大聖堂 (3)シェーンブルン宮殿 (4)クリスマス・マーケット (5)モーツァルト (6)クリムトの絵画「接吻」 (7)コーヒーとザッハトルテ (8)アルプス山脈 (9)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (10)ウィーン少年合唱団 最近は私自身も含めてなのですが…なかなか手紙を出す機会が減ってしまっているかと思います。 これからクリスマスシーズンを迎え、クリスマスカードにおしゃれな記念切手を使用されてみてはいかがでしょうか…。 Tue, 12 Nov 2019 00:00:00 +0900 オーストリア・アルプスでハイキング♪(インスブルック編その2) http:///blog/item/12383.html http:///blog/item/12383.html ノルドケッテ連峰の展望台ハーフェレカーへ向かうロープウェイ乗り継ぎ駅ゼーグルーベ(Seegrube)からの眺め。インスブルックの街の真ん中をイン川が流れ、背後にパッチャーコーフェル山がそびえています。  前回に引き続き、インスブルックから日帰りで行けるハイキングコースをご紹介いたします。 インスブルック(標高574m)に下り立つと、至近距離で迫る山に気づかれるでしょう。インスブルック北側にそびえるノルドケッテ(北の鎖)連峰です。その中で、ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、簡単にアクセスできるのが標高2334mのハーフェレカーです。ハーフェレカーへ行くには、まず、王宮北のコングレスハウス前で、フンガーブルクバーンという地下ケーブルカーに乗り、フンガーブルク(864m)で下車。フンガーブルクからロープウェイで中腹のゼーグルーベ(1905m)まで約10分。ゼーグルーべ駅で乗り継いでハーフェレカー駅(2260m)までわずか5分です。眼下にインスブルックの街、背後には前回後紹介したパッチャーコーフェル山。そして、天気がよければイタリアとの国境ブレンナー峠まで見渡せます。 春のノルトケッテ連峰 残雪があります ロープウェイの終点ハーフェレカー駅からハーフェレカー山頂まで石畳の舗装された道をゆっくり歩いて15分程度で到着します。ロープウェイの乗り継ぎ駅ゼーグルーベには、洒落たレストランが毎朝9時からオープンしていますよ。ゼーグルーベには30分程度の散策ルートが整備されています。また、お時間と体力のある方にはゼーグルーベからフンガーブルクまで下るハイキングコースもおすすめします。(1時間半から2時間) インスブルックは、歩いて周れる小さな街ながらも、ハプスブルク家の文化的遺産があり、食べ物も美味しく、大自然にアクセスしやすいと3拍子揃っているとっても魅力的な街です。夏の避暑地としてゆっくり滞在してみてはいかがでしょうか? オーストリアとドイツの国境にそびえるドイツ最高峰のツークシュピッツェ。麓のガルミッシュ・パルテンキルヘン(ドイツ)は、インスブルクから鉄道で乗り換えなしの1時間半の距離です。また、インスブルックからミュンヘンへも直通1時間50分で着きますよ。ツークシュピッツェの紹介文はこちらをご覧下さい。(ドイツ・エクスプレスのサイトにリンク) ご興味ありましたら、オーストリア・エクスプレスまでお気軽にお問い合わせ下さいね。訪れたい街や場所をお知らせ下さい。お客様のご予算に応じて、最適なプランをご提案いたします。 Thu, 11 Apr 2019 11:40:11 +0900 オーストリア・アルプスにハイキングに行きませんか?(インスブルック編その1) http:///blog/item/12379.html http:///blog/item/12379.html ヨーロッパ・アルプスと聞けば、スイス・アルプスのアイガー北壁やマッターホルン、そしてフレンチ・アルプスのモンブラン等を思い浮かべる方が多いと思いますが、今回は、オーストリア・アルプスのおすすめのハイキングコースをご紹介いたします。スイスよりも物価が安く、観光客もそれほど多くないので、静かなアルプスを満喫されたい方におすすめです。 オーストリア・アルプスは大きく3つのエリアに分けられます。1つ目はオーストリア西部インスブルックを中心としたチロル地方。冬は世界的に有名なスキーエリア、夏期はハイキングのベース地となります。2つ目はオーストリア中央ザルツブルク郊外の山と湖が織り成す美しいザルツカンマーグート。3つ目はザルツブルクの南に広がるオーストリア最大のホーエ・タウエルン国立公園。オーストリア最高峰のグロースグロックナーは国立公園内に位置します。 まずは、山岳リゾートが点在するチロル地方のインスブルック。スイス・エンガディン地方を源とするイン川が流れるハプスブルク家ゆかりの古都です。   インスブルックからのおすすめ日帰りハイキングコースは3つ。その1つがインスブルックの南に横たわるパッチャーコーフェル(Parscherkofel)山にあるツィルベンヴェーク(Zirbenweg 松の小道)。出発点はロープウェイのパッチャーコーフェル駅(標高 1951m)。終点が2059mのトゥルファインアルム(Tulfeinalm)。全長約7キロ、ゆっくり歩いて3時間弱のコースです。終点の方が標高が上がるので、もちろん逆のコースでもどうぞ。 行き方は、インスブルックからバスで約20分で終点イグルス。そこから、ロープウェイ(パッチャーコーフェルバーン)でパッチャーコーフェル駅へ。駅に降りると、眼下にインスブルック市街が広がり、街の向こうにはノルトケッテ山脈を見渡せます。 ハイキングコース終点のトゥルファインアルムまで7キロのコース全て歩かなくても、ロープウェイのパッチャーコーフェル駅からパッチャーコーフェル山頂(Patscherkofel Gipfel 標高2250m)へ1時間頑張って上り、その後徒歩40分ほどで山小屋レストランがあるボッシェーベン(Boscheben ツィルベンヴェークハイキングコース上です)、ランチを楽しんだ後、徒歩50分でパッチャーコーフェル駅に戻るルートも楽しめると思います。パッチャーコーフェル駅にも、パッチャーコーフェル山頂にも、終点のトゥルファインアルムにも山小屋レストランがありますので、安心です。 また、パッチャーコーフェル駅の近くにはインスブルック大学が管理している高山植物園(Alpengarten 6月~9月開園 入場無料)があります。 *山の天気は変わりやすいので、天気予報を確認してから出発してくださいね。 ハイキング終点のトゥルファインアルムからはチェアリフトでトゥルフェス(Tulfes)へ下りましょう。トゥルフェスは民家の窓辺の花が美しい小さな村。トゥルフェスからインスブルックまでバスで約30分です。 インスブルックはハプスブルク家が築いた旧市街が美しいので、街の観光に1日あてるのもよろしいかと思います。 次回は、インスブルックからのおすすめ日帰りハイキングその2、街の北にそびえるノルトケッテ連峰の展望台ハーフェレカー(標高2334m)をご紹介しますね。     Tue, 09 Apr 2019 13:43:35 +0900 ウィーンの各国料理レストラン一覧 http:///blog/item/12325.html http:///blog/item/12325.html  写真 レストラン・オルフェウスHPから   今回は、ウィーンの各国料理の評判のレストランをご紹介します。ウィーンは東欧諸国やトルコ、ギリシャからの移民の方が多いので、美味しいレストランが沢山あります。おすすめがギリシャ料理。日本人の味覚に合うと思います♪ また、旧社会主義国のつながりで、ベトナムからの移民も旧東ドイツには多くいましたので、ベトナム料理も美味しいです。他の国の店舗も人気店のみ掲載しました。 なお、ナッシュマルクトにはカジュアルな各国料理のレストランがございます。ウィーンのお料理に飽きたら是非行ってみてください。 ■イタリア料理 ピッツェリア レギーナ・マルゲリータ 旧市街の中心部、 エスターハージィ宮殿内。 Wallnerstraße 4 / Palais Esterházy, 1010 Wien     トラットリア マルティネーリ 旧市街の中心部、バロック様式のハラッハ宮殿内、本格的イタリア料理の老舗。 Freyung 3 / Palais Harrach, 1010 Wien     ■ギリシャ料理 レストラン・オルフェウス Restaurant Orpheus ギリシャで食べるより美味しいと評判の専門店 Spiegelgasse 10, Vienna 1010,  オークションハウス・ドロテウム近く     カフェ・レストラン レト Cafe Restaurant Leto Schwertgasse 3, Vienna 1010, Austria モダンな内装 若者に人気。     To Ellinikon Am Heumarkt 5, Vienna 1030 市立公園そば、U Stadtparkとウィーンミッテ駅の間 3区の美味しいギリシャ料理     Ellas Ouzeri Wollzeille 21, Vienna シュテファン寺院裏の人気店     ■トルコ料理 Ali`s Grill Operngasse 14, Vienna 1010     Türkis City - Oriental Food Goldschmiedgasse 4, Vienna 1010     ■ベトナム料理 Pho Sai Gon/フォー・サイ・ゴン Hegelgasse 17, 1010 Wien   サイゴン  Saigon Getreidemarkt 7,1060 Wien     ■インド料理 デミタス Indian Restaurant Demi Tass Prinz-Eugen-Straße 28, 1040     ■ハンガリー料理 Ilona Stuberl Braeunerstrasse 2, Vienna 1010     ■ルーマニア料理 Restaurant Bukowina Ballgasse 6/2, Vienna 1010     ■ブルガリア料理 Restaurant Sofia Kohlgasse 19, Vienna 1050   ★ウィーンの台所、ナッシュマルクトには約120に上る店舗、レストラン、スタンドが並び、各国料理が揃っています。中華料理店もいくつかございます。アクセスは、U1,2,4 Karlsplatz駅 から徒歩5分。 U4 Kettenbruckengaseに向う間の通りです。   Tue, 12 Mar 2019 13:27:20 +0900 ウィーン伝統料理以外のおすすめレストラン一覧 http:///blog/item/12318.html http:///blog/item/12318.html  写真 コーブルク宮殿の中庭のレストラン・クレメンティーンHPから 今回は、伝統料理ではないウィーンの人気レストランをご紹介します。ほぼ1区のレストランを載せました。(住所の最後が1010 Wienとなっていましたら、1区です)散策がてら足を運んでみてくださいね。 モットー・アム・フルス Schwedenplatz 2, 1010 Wien シュヴェーデンプラッツのドナウ運河沿いに停泊している船内のレストラン。1950年代のヴェネチアを思わせる内装のレストランや、広いテラスがあるモダンなカフェが人気を集めています。 ダス・ロフト ホテル SO/ Viennaのレストラン 最高レベルの国際料理にウィーン市内を見渡せる眺望。ドナウ運河に面するジャン・ヌーヴェル・タワー18階のレストランです。 Praterstraße 1, 1020 Wien ハース・ハウス内 Do&Coホテルのレストラン シュテファン大聖堂の屋根を間近に見ながら、モダンな創作料理をいただけます。 Stephansplatz 12, Haas Haus 1010 Wien 王宮庭園パルメンハウス 1900年頃建造のグラスドームの中、バー、カフェ、レストランではハイレベルのお料理が提供されています。 Burggarten 1, 1010 Wien レストラン・ハンセン 広告証券取引所ビル内のレストラン・ハンセン リング通りに面する旧証券取引所内のレストラ ンは光に溢れ、1998年から地中海料理で知られています。  Wipplingerstraße 34, 1010 Wien クレメンティーン(グラスハウス・レストラン) コーブルグ宮殿の中庭にあります。モダンな創作料理.。朝食からディナーまで。豪華なコーブルク宮殿と美しい庭園が見渡せます。 Coburgbastei 4, 1010 Wien コーブルク宮殿のシルヴィオ・ニコル・グルメレストラン レストラン パレー・コーブルク 最高レベルの味が提供されています。ミシュランガイドの星3つ、ゴーミヨーのコック帽3つ、2014年度「世界最高のワイン・リスト」などが証明しています。 Coburgbastei 4, 1010 Wien レストラン・ダス・シック Restaurant Das Schick 市立公園近く、リング通り沿いに立つHotel am Parkring12階のレストラン。ウィーンの景観を眺めながらオーストリア=スペイン料理が楽しめます。 Parkring 12, 1010 Wien      シュタイラーエック・イム・シュタットパーク 市民公園内 ウィーン最高峰のレトランです。ミシェラン2星、ゴーミヨー4帽子。「世界のベストレストラン50」14位。モダンなオーストリア料理をお楽しみください。 Am Heumarkt 2a, 1030 Wien レストラン・Opus ホテル・インエリアル内。1930年代にヨーゼフ・ホフマンがデザイン。多彩な本格的料理がミシュラン1つ星を獲得しています。 Kärntner Ring 16, 1010 Wien ティアン レストラン ハイクラスのベジタリアンレストラン。3つのコック帽とミシェラン1星に輝いています。 Himmelpfortgasse 23, 1010 Wien ハードロック・カフェ・ウィーン コールドプレイのピアノ、 フレディ・マーキュリーのジャンプスーツなど思い 出の品々が置かれています。典型的なアメリカ料理の数々、 多彩なドリンクに加えて、迫力ある音楽も楽しめます。 Rotenturmstraße 25, 1010 Wien 以上です。次回は、ウィーンにある各国料理のレストランをご紹介いたします。 Fri, 08 Mar 2019 14:09:35 +0900 ウィーン伝統料理のレストラン一覧 http:///blog/item/12316.html http:///blog/item/12316.html 写真 ウィーン最古のレストラン グリーヒェンバイスルHPから 今日は、ウィーン伝統料理の人気レストランを書きますね。ほぼ、リンク内1区にございますので、訪ねやすいと思います♪ グリーヒェンバイスル 日本語 15世紀に開業したウィーン最古のレストラン。いくつもの小部屋に分かれていて、モーツァルトやベートーヴェン、ワーグナーなどのサインが壁に掛かる「マーク・トウェインの間」もあります。日本語メニューあり。 ツム・ヴァイセン・ラオファンケラー 日本語 1848年創業、老舗高級レストラン。ワインの種類も豊富です。今も昔も芸術家に人気の店です。 Weihburggasse 4 シュテファンプラッツ駅から徒歩3分 フィグルミュラー 英語 お皿からはみ出す特大サイズのシュニッツェルが人気。2店舗あります。 Wollzeile 5 Baeckerstr.6  2店舗どちらもシュテファン寺院近く オーフェンロッホ 英語 1704年創業の老舗。細い路地にひっそりと建っています。 kurrengasse 8  シュテファンプラッツ駅から徒歩8分 プラフッタ 英語 ターフェルシュピッツェ(牛肉の煮込み)目当てに、いつも込み合う人気店。料理はどれもボリューム満点。 Wollzeile38  U3 Stubentor駅からすぐ グラーシュムゼウム 英語 ハンガリー名物グラーシュ料理の専門店。 Schulerstrasse 20 U3 Stubentor駅から徒歩3分 ミューラーバイスル ドイツ語のみ オーソドックスな伝統料理は、味・ボリュームとも期待通りです。 日本語メニューあり Seilerstaette 15 シュテファン寺院近く ツム・バジリスケン ドイツ語のみ シュニッツェルやグラーシュなどを提供する老舗。 Schoenlaterngasse 3-5  U3 Stubentor駅から徒歩3分、シュテファン寺院近く ヴィーナー・ラートハウスケラー 英語 市庁舎地下のエレガントなレストラン。 Rathausplatz 1 U2  Rathausから徒歩3分 アマーリングバイスル ドイツ語のみ リンク外ですが、緑の中庭でお料理を楽しめます。ウィーン料理や地中海料理。洒落た居酒屋風で深夜まで賑わっています。 Stiftgasse 8  U2,U3 Volkstheater 駅から500m。徒歩7分。 レストラン・シェーンブルンナー・シュテックリ 英語 シェーンブルン宮殿の東の端にある、居心地の良いレストラン Schloss Schönbrunn Meidlinger Tor U4 Schoenbrunn駅から徒歩4分 カフェ・レストラン・レジデンツ 英語 シェーンブルン宮殿内にあるカフェ・レストラン 伝統料理も評判です。いつも込み合っているので、予約をした方がスムーズです。 Kavalierstrakt 52   次回は、伝統料理ではないウィーンのおすすめレストランをお届けします。 Thu, 07 Mar 2019 14:18:55 +0900 ウィーンの森のワイン酒場(ホイリゲ)一覧 http:///blog/item/12308.html http:///blog/item/12308.html  写真はwien infoから   ホイリゲという言葉は本来ワインの新酒(収穫の翌年11月11日聖マルティンの日まで)の意味。現在はワイン酒場の意味でも使われ、誰もがリラックスした時を楽しむ場所となっております。秋に収穫された葡萄はまず、モストという果汁になり、これを4週間寝かせ、シュトルムという濁り酒に。9月中旬から10月下旬に訪問できれば是非お試し下さいね。 伝統のホイリゲでは、ウィーン産のワインだけが提供され、門口に松の枝の束が吊るされていたら「営業中」の目印。ワインや他の飲み物は席で注文、料理はブッフェカウンターで選び、運んできてもらうスタイルです。*温かな料理は席で注文する場合もあります。また大きな店では、シュランメルと呼ばれる大衆音楽の生演奏が入ります。ギターとバイオリン、アコーディオンの奏でる調べをお楽しみ下さい。楽しい夕べになると思います。 ホイリゲが集まる地域はウィーンの郊外いくつかございますが、こちらではアクセスしやすいグリンツィングとハイリゲンシュタット地域のホイリゲをご紹介します。ウィーン中心部から地下鉄4 終点 Heiligenstadt下車後バス38Aで5分Grinzing下車。または、リンク沿いのSchottentorの地下乗り場から出ているトラム38の終点Grinzing下車です。ご旅行の参考にしてください。   ヴェルナー・ヴェルザー(Heuriger Werner Welser) ベートーヴェンのハイリゲンシュタット遺書の家のすぐそば。ぶどう棚が美しい中庭があり、地元っ子にも人気のホイリゲ。 Probugasse 12, グリンツィング バス38A Armbrustergasse下車徒歩5分 15時半~24時 マイヤー(Heuriger Mayer am Pfarrplatz) 1817年にベートーヴェンが「交響曲第9番」を作曲した家が現在ホイリゲになっています。ぶどう棚のある中庭がいい雰囲気です。マイヤー家の自家製ワインとシュランメル音楽が人気。団体客が多いので、予約がおすすめ。 Pfarrplatz 2, グリンツィング   バス38A Fernsprechamt Heiligenstadt 下車徒歩4分 月~金 16時~24時 土日祝 12時~24時 ツム・マルティン・ゼップ(Zum Martin Sepp) 季節ごとの旬の食材を使ったメニューが評判の店。料理の種類が豊富でランチタイムから人気です。ガーデン席やテラス席、屋内もいくつも部屋がある大規模店。シュランメル演奏あります。 Cobenzlgasse 34, グリンツィング バス38A、トラム38番Grinzing下車徒歩4分 11時半から24時 ラントハウス(Gerstners Landhaus) ドイツ・パッサウにあった修道院のワイン貯蔵所だった建物を利用しています。ホイリゲというより素敵なワインレストランの雰囲気。夏は中庭の席がおすすめ。 Himmelstrasse 16, グリンツィング バス38A、トラム38番Grinzing下車徒歩5分 アルター・バッハヘングル(Alter Bach-Hengl) 自家製ワインを製造。約1000人収容する大規模店。シュランメル演奏あります。 Sandgasse 7-9,, グリンツィング バス38A、トラム38番Grinzingから徒歩5分 12/24のみ休 16時から24時 ホイリゲンシュランク・ツム・ベルガー(Bio-Weinbau und Heurigenschank "Zum Berger") 料理が評判の人気ワインレストラン。ベートーヴェンの散歩道へと続くプファール広場にあります。BIO(ビオ=有機農法)のワインが頂けます。 Himmelstrasse 19, グリンツィング バス38A、トラム38番Grinzingから徒歩3分 月曜火曜休 15時から24時  日曜は12時~24時 ルドルフスホーフ(Grinzing Heuriger Rudolfshof) 黄色の壁が可愛らしいホイリゲ。中庭に泉があり、昼間は地元の人で賑わっています。 Cobenzlgasse 8, グリンツィング バス38A、トラム38番Grinzingからすぐ 冬期はホイリゲは週末のみ。カフェは9時~18時 無休 グリンツィングまで行く時間がない方には、シュテファン寺院の近くのこちらのホイリゲはいかがでしょうか? ギゲル(Gigerl) 街中でホイリゲが楽しめる人気店。 Rauhensteingasse 3  シュテファンプラッツ駅から徒歩3分 15時~25時   Tue, 05 Mar 2019 14:41:15 +0900 ウィーン旧市街外(リンク外)のカフェと美術館のカフェ一覧 http:///blog/item/12299.html http:///blog/item/12299.html ヨハン・シュトラウス1世、2世が演奏したカフェ・ドムマイヤー 写真:カフェ・ドムマイヤーHPから 前回に引き続き、今回はリンク外と美術館内のおすすめカフェ一覧です♪  クアコンディトライ・オーバーラー(旧カフェ・ドムマイヤー) *2006年からウィーン市内11店舗を持つOberlaaの経営となりました。 ヨハン・シュトラウス1世が演奏し、ヨハン・シュトラウス2世が18歳でデビューコンサートを行ったカフェ。シェーンブルン宮殿の近くヒーツィングにあります。カフェ前には記念碑もあります。 Dommayergasse 1, 1130 Wien    U4 Hietzing駅から徒歩2分     カフェ・グロリエッテ シェーンブルン宮殿庭園内。高い天井の落ち着いたカフェ(軽食も)。屋上は展望台で宮殿とウィーン旧市街まで見渡せます。 また、シェーンブルン宮殿内にはレジデンス・カフェ&レストランがございます。庭園には、上記のカフェ・グロリエッテの他にも、カジュアルなラントマン・パークカフェや、Landtmann Jausen Stationなどございます。 ◆ウィーンの美術館内のおすすめカフェ ベルべデーレ宮殿上宮美術館内のカフェMenageryも評判がよいです。 アルベルティーナ美術館のカフェ・レストランDo & Co Albertinaでは、王室御用達DEMELのケーキとカフェ、またウィーンの伝統料理からモダン・インターナショナルな料理を楽しめます。テラス席からは王宮庭園を望めますよ。 オーストリア応用美術博物館(MAK)は、ヨーロッパ最古の工芸品(デザインの)博物館です。バロックからアール・デコまで、家具や装飾品、食器などの変遷を俯瞰できます。館内のレストラン・カフェのサロンプラフォンはセンスが良く、お料理も好評です♪ ウィーン3区にあるフンデルト・ヴァッサーの美術館、クンストハウス・ウィーンの1階にカフェ・クンストハウス・ヴィーンがあります。緑溢れる快適なカフェです。Untere Weißgerberstraße 13, 1030 Wien ドナウ公園内にそびえるドナウタワー地上165メートルの展望テラスからは、ウィーンと近郊の見事なパノラマを一望することができます。地上150メートルで回転するタワーレストランとタワーカフェは、開業当時の1960年代のデザインが再登場。伝統的なオーストリア料理に加えモダ ンな創作料理も提供しています。 ウィーン22区 Donauturmstraße 4, 1220 Wien U1でKaisermuehlen- Vienna Int.Centre下車、バス20AでDonauturm 停留所下車徒歩5分 次回は、ウィーンの森のワイン居酒屋(ホイリゲ)一覧をお届けします。 Thu, 28 Feb 2019 14:35:45 +0900 ウィーン旧市街(1区)のおすすめカフェ一覧 http:///blog/item/12290.html http:///blog/item/12290.html ウィーンの魅力の1つに独自に発展を遂げたカフェがあると思います。今日は、ウィーンのおすすめカフェ一覧を書きますね。まずは、見どころが凝縮している旧市街の1区から♪ カフェの公式HPも載せましたので、是非見てください。英語サイトがあれば、そちらにリンクさせています。ご旅行の参考にして頂ければ幸いです♪ デーメル宮廷御用達菓子店 皇室御用達高級菓子店として、皇帝家に菓子類を届けていたデーメル。デーメルの菓子を好んだ皇妃エリザベートのように、ぜひ同店で至福のひとときをお過ごしください。200年間の伝統に従い、接客スタッフは全員女性です。 Kohlmarkt 14 , 1010 Wien ヘレンガッセ駅から徒歩3分     ゲルストナー K.u.K. 皇室御用達菓子店 1847年創業。エリザベート皇后が愛したスミレの砂糖漬菓子が有名ですが、内装がとっても素敵。1階は淡いエメラルドグリーンのショーケースに色とりどりのお菓子やケーキ。螺旋階段を上って行く2階はカフェ。3階は正統派レストランとなっています。 Kärntner Straße 13–15, 1010 Wien シュテファンプラッツ駅からすぐ     カフェ・ザッハー 宰相メッテルニヒの晩餐会で、見習い少年フランツ・ザッハーが作ったチョコレート・ケーキが評判に。フランツの息子が開業したホテルでは、このザッハートルテのレシピを守り続けています。 Philharmonikerstrasse 4, 1010 Wien  カールスプラッツ駅から徒歩3分     ハイナー(L.Heiner) 皇室御用達。シュテファン大聖堂の裏に本店、ケルントナーシュトラーセにも店舗があります 。カフェというよりケーキ屋さんの雰囲気。ショーケースにはウィーンで一番美味しいと評判のケーキが沢山。女性好みのお店です。 Wollzeile 9, 1010 Wien シュテファンプラッツ駅から徒歩2分     コンディトライ・スルカ (Conditorei Sluka) 1891年創業で、かつて皇室御用達だった老舗です。新鮮な自然食材を用い、伝統のレシピで優しい甘みの名品が手作りされます。 Rathausplatz 8  1010 Wien ラートハウス駅から徒歩2分     カフェ・ホーフブルク (Café Hofburg) 王朝のエレガンスとカフェハウスの伝統をお楽しみ ください。王宮スイス門の斜め前です。 Hofburg, Innerer Burghof, 1010 Wien      カフェ・インペリアル (Café Imperial) 世界のVIPが集まるホテルの1階にあるカフェ。文化財保護指定されているこのエレガントなカフェは、現在も、文人、芸術家や音楽家、実業家などが訪れますねます。イ ンペリアル・トルテなど古典的ケーキをどうぞ♪ Kärntner Ring 16, 1010 Wien カールスプラッツ駅から徒歩5分     カフェ・ツェントラル (Café Central) フィルステル宮殿内のカフェ。アルトゥール・シュニッツラー、ペーター・ アルテンベルクなどを常連客とした伝説的な文人カフェには、 今も当時の雰囲気が漂います。 ウィーン料理、自家製トルテ類、ピアノ音楽も人気を集めています。 Herrengasse/Strauchgasse, 1010 Wien ヘレンガッセ駅からすぐ     美術史美術館内のカフェ・レストランは、2階の豪華絢爛な大天蓋の下。世界一美しいカフェと称されることも。温かなお食事も提供しています。     カフェ・フラウエンフーバー (Café Frauenhuber) ウィーン最古のカフェハウスで、モーツァルトが演奏したこともあります。ウィーン独特の雰囲気、居心地の良さ、自家製トルテや軽食など豊かな内容のメニューをお楽しみください。 Himmelpfortgasse 6, 1010 Wien シュテファンプラッツ駅から徒歩7分     カフェ・アムホーフ (Café Am Hof) ホテルPark Hyatt 内のカフェ。自家製トルテから軽食や朝食まで、 メニューの内容も豊富です。 Am Hof 2, 1010 Wien     カフェ・ハヴェルカ (Café Hawelka) 芸術家たちが集うこのカフェハウスはウィーンの重要施設。毎日22時を過ぎると焼きたてのブフテルン(パン生地にマーマレードを練りこんで焼き上げたもの)が供されます。独特の雰囲気はアーチストや静寂を好む人たちに愛されるカフェです。 Dorotheergasse 6 , 1010 Wien シュテファン寺院前広場から至近。     カフェ・ラントマン (Café Landtmann) ブルク劇場横 1873年の開店以来、クリムト、マーラー、フロイトや ロミー・シュナイダー、ヒラリー・クリントン、ポール・マッカトニーなど 多くの著名人を迎えた老舗は文化財に指定。今日も俳優、政治家、 ジャーナリストなどが集まります。 Universitätsring 4, 1010 Wien ラートハウスプラッツ/ブルク劇場から徒歩1分     カフェ・モーツァルト (Café Mozart) この場所には1794年以来カフェが 存在、ビーダーマイヤー時代には芸術家のセンターとなりました。 オペラ座に隣接、今日に至るまで、芸術愛好家の憩いの場となっています。 Albertinaplatz 2, 1010 Wien     カフェ・ムゼウム (Café Museum) 建物の装飾を批判したアドルフ・ロース設計のカフェ。 画家クリムト、シーレ、ココシュカをはじめ、作家カール・クラウス、 エリアス・カネッティ、建築家オットー・ワーグナー、アドルフ・ロース などが常連客でした。 Operngasse 7, 1010 Wien カールスプラッツ駅からすぐ     カフェ・シュヴァルツェンベルク (Café Schwarzenberg) ウィーン分離派から生まれたウィーン工房メンバーの御用達の名店。ウィーン工房の建築かヨーゼフ・ホフマンが事務所代わりに使っていたそう。 Kärntner Ring 17, 1010 Wien カールスプラッツ駅から徒歩6分     オーバーラー・シュタットハウス 1970年代にウィーン郊外の温泉地に誕生したオーバーラーは、控えめな甘さのケーキで人気を博し、現在ウィーン市内に11店舗を展開。ランチメニューもお勧めです。 Neuer Markt 16 シュテファンプラッツ駅から徒歩3分     温室内のカフェパルメンハウス ユーゲントシュティル様式の大規模な温室として1901年に建立。現在は人気のカフェ・レストラン。明るい室内は椰子の木などエキゾチックな植物が高い天窓へ葉を広げ、テラス席からはホーフブルク王宮と王宮庭園を眺めながらお食事を楽しめます。日中もハウス内は雰囲気があってよいですが、夜はとってもロマンチックです。 次回は1区外のおすすめカフェをご紹介します♪ Wed, 27 Feb 2019 11:23:38 +0900 ベートーヴェンのウィーン時代 http:///blog/item/12111.html http:///blog/item/12111.html ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン ベートーヴェンの交響曲といえば、オープニングが有名な『交響曲第5番運命』、年末になると演奏される『交響曲第9番合唱(いわゆる第九)』が広く知られていますが、ピアノソナタ「第8番悲愴」「第14番月光」「第23番熱情」もベートーヴェンの3大ピアノソナタと言われ、とても有名です。 私自身は情熱的な楽章あり、甘く優美な楽章ありのピアノソナタの大ファンです。 日本では『楽聖』とも称されるルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770-1827)。神聖ローマ帝国時代のボン(ドイツ)に生まれ、オーストリア帝国時代のウィーンに没しました。     誕生から22歳でウィーンに移住するまで~ドイツ・ボン時代~ ベートーヴェン一家で最初に音楽家となったのはルートヴィヒの祖父でした。宮廷歌手だった祖父がボンに移住、楽長にまで上り詰めます。父ヨハンも宮廷歌手となりますが、酒におぼれ、祖父が亡くなると一家の生活は困窮していきます。 ルートヴィヒは父から音楽の才能を見出され、第2のモーツァルトを目指し厳しい音楽教育を受けます。度を越えた教育は虐待にも近いもので、後に持病として一生苦しめられる難聴の原因になったのではと言われています。 13歳で『ドレスラーの行進曲を主題とする変奏曲』を初出版、翌年ピアノ・ソナタ3曲をケルン選帝侯に献呈、ルートヴィヒ少年はその才能を余すところなく発揮していきます。困窮する一家の生活を音楽家として支えました。 16歳でウィーンを旅した際、ルートヴィヒは敬愛するモーツァルトを訪ね、面前でピアノの即興演奏を披露。弟子入りを希望しますが、母危篤の知らせを受け、ボンに戻ります。母の死の6年後、父も亡くなり、ベートーヴェンはウィーンに移住します。モーツァルトは、ベートーヴェンがウィーン入りする1年前になくなっていたため、弟子入りの願いがかなうことはありませんでした。  誕生地のボンには、4歳まで暮らした生家、『ベートーヴェンハウス』があり、内部は記念館として見学できます。直筆の楽譜や演奏した楽器など貴重な品々が展示されています。ボンでは毎年9月頃、ベートーヴェン音楽祭が開催され、好評を博しています。 ウィーンに移住 1792年22歳の時、当時第一人者だったヨーゼフ・ハイドンに入門します。ハイドン多忙のため、師弟関係は自然解消となりますが、ウィーン移住後、ピアノ即興演奏の名手として名声を博し、演奏作曲家としても地歩を築いていきます。ウィーン生活が軌道に乗ると、弟たちをウィーンに呼び寄せ、親代わりとなって世話をします。 順調な音楽家人生の一方で、20歳代後半から持病の難聴が悪化、暗い影を落としていきます。人生に苦悩し、32歳のとき、ウィーン郊外のハイリゲンシュタットで「ハイリゲンシュタットの遺書」を記し、自殺を考えるものの苦難を乗り越える道を選択します。 40歳の頃には完全に聴力を失い、全く耳が聞えない状態のまま、56歳で亡くなるまで、16年にわたり音楽活動を続けました。 ベートーヴェンの作曲スタイルは、楽譜を何度も書き直し、修正を重ねていくというものでした。スランプも多くモーツァルトのような天才肌というよりは、努力の人といえましょう。苦悩に溢れた人生を懸命に生きたベートーヴェンの音楽は、それだからこそ聴くものの感情を激しく揺さぶるのかもしれません。   ベートーヴェンの人生に思いを馳せながら、所縁の地を訪ねてその人生をたどってみてはいかがでしょうか。 ◆ベートーヴェンゆかりのスポットをご紹介します◆ ★ベートーヴェン・パスクヴァラティハウス ※ウィーン:リンク周辺 建物の名「パスクヴァラティ」は、持ち主のパスクヴァラティ男爵の名前に由来しています。 パスクヴァラティ男爵はベートーヴェンのパトロンで、生涯に渡って友情関係を保ちました。転居の多かったベートーヴェンですが、この建物には1804年からの4年間と、1810年からの4年間、合計8年間ほど暮らしています。 この家では、オペラ「フィデリオ」や交響曲第5番「運命」、「レオノーレ序曲第3番」、「ピアノ協奏曲第4番」、「エリーゼのために」など有名な曲が多数誕生しています。建物5階がベートーベン記念館になっており、ベートーヴェンが実際に使用したピアノ、直筆の楽譜や遺品などが展示されています。 以下にご紹介するものは、ウィーン北部の『ハイリゲンシュタット』にあります。 ★ベートーヴェン・ミュージアム  (ハイリゲンシュタット遺書の家)   ウィーン北部の19区ハイリゲンシュタットに現存するベートーヴェン・ハイリゲンシュタット遺書の家にあった40㎡の記念館が拡張され、2017年11月末に265㎡の大規模なベートーヴェン・ミュージアムが新オープンしました。 1802年、32歳の時、この家でベートーヴェンは、弟たち宛てに「ハイリゲンシュタットの遺書」をしたためます。この手紙には、心の奥底にある多くの考えと次第に悪化していく難聴への絶望が記されていますが、結局この手紙は発送されませんでした。 ベートーヴェン・ミュージアムでは大作曲家の人生と作品を、最新の研究レベルで紹介しています。展示品の中には初期の補聴器や「プロンプターボックス」(音波を強化するためのもの)などもあります。オーディオ・ステーションでは、ベートーヴェンの難聴を追体験できます。 ★エロイカハウス ※見学には2週間前までに事前予約が必要です。 ベートーヴェン・ミュージアムから数キロ離れた場所に、ベートーヴェンが1803年から翌年にかけて過ごした家があり、内部の3室が展示室となっています。ベートーヴェンが交響曲第3番「英雄(エロイカ)」を書き上げた時に住んでいたことから、「エロイカハウス」の名がつけられました。交響曲第3番「英雄(エロイカ)」は、尊敬する英雄ナポレオンに捧げる予定で書かれ、「ボナパルト」というタイトルがつけられていましたが、皇帝となったナポレオンの独裁ぶりに憤慨し、献呈をとりやめたといわれています。 ★ベートーヴェンの散歩道 ベートーヴェンが交響曲第6番「田園」を作曲した「ベートーヴェン夏の家」(一般公開はされていません)近くのシュライバー川という小川に沿って続いている道は「ベートーヴェンの散歩道」と呼ばれています。緑も多く、この道を歩きながら交響曲「田園」の構想を練ったといわれています。今でも当時の面影を残しており、散歩道の置くの広場にはベートーヴェンの胸像があります。 ★グリーヒェンバイスル 1447年創業の老舗で、作曲家ベートーベン、シューベルト、ブラームス、ワーグナーなどが訪れているレストラン。ベートーベンのサインが残されています。歴史あるお店で、本格的なウィーン料理を楽しめます。   2020年は、ベートーヴェン生誕250年記念の年。ウィーンでも記念イベントが多数開催されます。オーストリアエクスプレスでは、随時イベント情報をお伝えしますので、ご期待ください。   Wed, 05 Dec 2018 00:00:00 +0900 楽聖たちのお墓参り http:///blog/item/12063.html http:///blog/item/12063.html ウィーン好きの皆さま。ウィーン中央墓地には行かれたことはありますか?賑やかで華やかな1区もいいですが、静かにかつての楽聖達と向き合いたい際は、お墓参りはいかがですか? 1874年、ウィーン市都市計画の一環として建設されたウィーン中央墓地。墓地設立の際に掲げられた理念は「どの故人も国籍・宗教に関わらずここに埋葬する」というもの。設立当初の理念は継承され、様々な宗教のお墓を見ることができます。 音楽家達が眠っているのは、区画第32A。中央墓地第2門(Tor2)から200メートルほどです。モーツァルト記念碑(お墓はザンクト・マルクス墓地)を真ん中に挟んで、左奥にベートーベン、右奥にシューベルトのお墓がありあす。シューベルトはベートーヴェンを尊敬してやまず、ベートーヴェンが1827年に56歳でが亡くなった翌年に31歳で永眠しています。ブラームスとヨハン・シュトラウスも隣同士です。ブラームスとヨハン・シュトラウスは音楽の系統は違いますが、バードイシュルの別荘も隣同士に建てるほど仲が良かったそうです。墓地には献花が絶えません。ちなみに門の入り口には花屋がありますよ。 中央墓地内のカール・ボロメウス教会(Karl-Borromäus-Kirche)はユーゲントシュティール。ウィーン市の近代化に貢献したカール市長にちなんで名づけられた教会で、建築家オットー・ワーグナーの弟子が手がけたユーゲントシュティール建築の代表作の1つです。 次は閑静な住宅街の一角にあるザンクト・マルクス墓地。モーツァルトが埋葬されたと思われている場所に「嘆きの天使」像が立っています。実際は葬式には妻も立ち会わなかったので分からないそうですが。ザンクト・マルクス墓地はモーツァルトが亡くなる7年前から墓地として使われましたが、1874年には巨大な中央墓地が出来たため、お墓としての機能はなくなり公園として保管されています。場所は中央墓地と同じ市電71番路線上です。 リンク通りのSchwarzenbergplazから路面電車71番で南東方向に約30分。どちらも静かな自然の中にありますので、貴重な時間を過ごせると思います♪ Fri, 09 Nov 2018 14:27:00 +0900 王宮庭園パルメンハウスでお食事を♪ http:///blog/item/11893.html http:///blog/item/11893.html ホーフブルク宮に隣接する王宮庭園内パルメンハウスのレストランをご存知ですか? パルメンハウスは、ユーゲントシュティル様式の大規模な温室で1901年に建立。現在は人気のレストランとなっています。明るい室内は椰子の木などエキゾチックな植物が高い天窓へ葉を広げ、テラス席からはホーフブルク王宮と王宮庭園を眺めながらお食事を楽しめます。日中もハウス内は雰囲気があってよいですが、夜はとってもロマンチック。お食事もサービスも評判がよく、ウィーンでお勧めのレストランです。 Palmenhaus Burggarten CAFE – BRASSERIE – BAR since 1998 平日10:00 – 00:00 土曜 09:00 – 00:00 日曜・祝日 09:00 – 23:00 ハプスブルク家の夏の離宮シェーンブルン宮殿の庭園内にもパルメンハウス(温室)があります。こちらは1880年建立、総ガラス張りのヨーロッパ最大の温室です。一見の価値ありますよ。 Palmenhaus in Schoenbrunn ウィーンには、素晴らしい建物のレストランやカフェが沢山あります。是非、ご旅行前にチェックしてみて下さいね。 オーストリア・エクスプレスではご希望を伺ってから、お客様オリジナルのご旅行のプランをお創り致します。是非お気軽にお問い合わせくださいね。 Thu, 25 Oct 2018 00:00:00 +0900