オススメの町② インスブルック ケーブルカー&ロープウェイで一気に山の上へ!


インスブルック旧市街を抜け、王宮を横目にイン川方面へ歩いていくと、コングレスハウスの隣にケーブルカー乗り場があります。
いびつな形をした屋根の下のエスカレーターを下りると、チケット購入窓口です。

山頂まで行く路線は3段階に分かれていて、①標高860mのフンガーブルク(Hungerburg)、②標高1,905mのゼーグルーべ(Seegrube)、③標高2,256mのハーフェレカー(Haferekar)までのいずれかのチケットが購入できます。

ここまで来て、せっかくなので一番上のハーフェレカーまでのチケットを買いました。
市内からの乗り場は地下にあるので、そう、まるで地下鉄です。

オフシーズンで、乗客もまばら。
気が向いた車両にひょいと乗り込み、待つこと数分。
発車!

ケーブルカーが動き出してすぐ、地下から外に出ました。
すぐにグイグイ高度を上げていくケーブルカー。
インスブルックの街のすぐそばに、迫り立つ山があることを実感します。

フンガーブルクでロープウェイに乗換え、さらに上昇!

行く先を見上げると、厚い雲が掛かっていて、せっかく上まで行ってもこれじゃあ何も見えないだろう、意味なかったかな、とちょっぴり後悔しながら上昇していくと、とうとう雲の中に突入しました。
白い綿の中にロープウェイごと飲み込まれたみたいに、本当に何も見えません。

少しすると、突然視界が開けました。
雲を抜けたようです。

次の停車駅ゼーグルーべで乗換えると、乗客の中にいい色に焼けたおじいちゃんスキーヤー。
春先、地上は既に汗ばむ陽気でしたが、上界ではまだスキーを楽しむ人がいます。

そして、いよいよ頂上へ!
ハーフェレカーに到着です。

駅の扉を開け、外に出ると、一面、アルプスのパノラマ!
澄んだ空気に心洗われます。

下界には、小さく見えるインスブルックの街。
その上に、途切れ途切れの雲。
あの雲の一つを突き抜けてきたのか。

お天気がよければ、イタリアのブレンナー峠まで見えます。

トップ・オブ・インスブルックで、しばしの休憩です。











オーストリアエクスプレス
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