ここは、グリンツィング。
背景にはワイン畑が広がり、ウィーンならではの新酒ワイン「ホイリゲ」酒場が賑わう場所。
そして、もう一つ。
ハイリゲンシュタットといえば、ベートーベンです。
作曲の道を突き詰め、22歳で憧れのウィーンに移り住んだベートーベン。
ウィーン郊外のハイリゲンシュタットには、彼の住んだ家や銅像、ベートーベンの散歩道など、ベートーベン所縁のものが数多く点在し、ベートーベンファンにはたまらない場所でもあります。
住んだ家ひとつ取ってみても、グリンツィングだけで4件!
生涯で60回も引越しをした<引越し魔>だったという話は本当のようです。
ベートーベンの住んだ家を見た後は、緑の木々に囲まれて小川が流れる「ベートーベンの散歩道」の散策するのがオススメ♪ ここは「田園」の構想を練った場所とも言われています。散歩道を歩いて行き着く広場には、彼の銅像が立っています。
ウィーンに住み、そして、28歳で聴覚を失ったベートーベン。
絶望した思いを綴った「ハイリゲンシュタットの遺書 Heiligenstädter Testament」により、世界に知れ渡ったこの町。
楽しみと苦しみを感じ過ごしたこの町で、ただただベートーベンに思いを馳せる。
そんなウィーンへの旅も、趣きがあります。
ハイリゲンシュタットのぶどう畑
新酒ホイリゲが楽しみです♪
若かりし頃のベートーベン
身長は170cmと小柄で、ガッチリした体格
グリンツィングにある「ベートーベンの住んだ家」の一つ
『第九』を作曲したといわれるこの家は、現在、ホイリゲ酒場として音楽とワインが楽しめる
ウィーン中央墓地のベートーベンの墓
葬儀には、2万人が押し寄せたという
ハイリゲンシュタットのパノラマ