オーストリア旅行のおすすめスポット【美しいバロック建築と美術館】



 
ウィーンはバロック建築の都だと表される事があります。
「マリア・テレジアイエロー」で有名なシェーンブルン宮殿は世界遺産にも登録されていますが、
そのシェーンブルン宮殿に並び「ウィーンの2大バロック宮殿」とも呼ばれている宮殿があります。

それがヘルヴェデーレ宮殿です。

この宮殿はウィーン包囲第二次ウィーン包囲でオーストリアをオスマン・トルコから救ったプリンツ・オイゲンが委嘱し、バロックの巨匠であるヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントにより手がけられました。


宮殿は下宮、上宮に分かれています。


下宮はプリンツ・オイゲンのプラーベート住居として建てられました。後ほど紹介する上宮よりもシンプルです。しかし中に入ってみるとグロテスクの間、大理石の間、黄金の部屋等、オイゲン公の贅沢な嗜好が見て取れる豪華な部屋が広がります。
また、この下宮にはラファエル・ドンナーの「ドンナーの泉(オリジナル)」、アルトモンテの天井フレスコ画など見ごたえたっぷりの作品が所蔵されています。大規模な特別展が開催されることも。


上宮は世界最大規模のクリムトのコレクションがあることで知られています。「接吻」をはじめとするウィーン世紀末の絵画が宮殿の2階に飾られています。

そして上宮はバロック建築の特徴であるきらびやかな装飾や曲線のフォームが多く施されています。宮殿の外観や内装だけでなく、庭園や門など、細かなところまでバロック建築の美しさは行き届いています。細部をじっくりとながめてみるとその美しさがよく分かりますね。


宮殿としてのベルヴェデーレ、美術館としてのベルヴェデーレ。
2つの顔が楽しめるこの場所を是非訪れてみてください♪











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