「クラーナハ展」に多数出展のウィーン美術史美術館


東京・上野の国立西洋美術館で10月15日(土)より来年1月15日(日)まで開催中の『クラーナハ展―500年後の誘惑』。
16世紀はじめにハプスブルク家が統治するウィーンで活躍した後、ザクセン選帝侯のもとで宮廷画家になったドイツの大画家ルカス・クラーナハ(父)の日本初となる大回顧展です。
 
この「クラーナハ展 500年後の誘惑」には、オーストリア、ドイツ、ハンガリー、オランダ、フランス、イタリア、アメリカ、台湾、日本など、世界各国からクラーナハと関連画家の作品100点以上が集結。これは、過去にローマ、ロンドン、パリ、ブリュッセルで開かれたクラーナハ展を越える規模です。
 
中でも主催に名を連ねているウィーン美術史美術館からは、クラーナハの名作が多数出品されています。

ウィーン美術史美術館が誇るクラーナハ作品の中でも傑作と言われる「ホロフェルネスの首を持つユディト」は、今回の展覧会の最大の目玉です。
その他、「不釣り合いなカップル」、「アダムとイヴ(堕罪)」、「ロトとその娘たち」などの傑作が出品されています。

 
ウィーン美術史美術館とは・・・
ウィーンが誇るもっとも重要な名所のひとつで、ヨーロッパ最大の貴族として栄華を誇ったハプスブルク家600年の至宝など数十万点を所蔵する世界屈指の大美術館。3階建ての本館内の展示は、「古代エジプト・オリエント」「古代ギリシア・ローマ」「彫刻・工芸」「絵画」「古銭」の5部門で構成され、2階の階が部門では「バベルの塔」など世界最多を誇る12点ものピーテル・ブリューゲル(父)のコレクションをはじめ、およそ7000点の名画が並びます。

是非、本場の芸術に触れてみませんか。



 







オーストリアエクスプレス
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