今日は、人間の歴史に付きものの武器を保管する武器博物館をご紹介いたします。オーストリア第2の都市グラーツ。ウィーンから南西に200キロ、鉄道で2時間半の距離です。グラーツは、オスマントルコ勢力からキリスト教国家を守る砦の町として、歴史に名を刻んでいます。グラーツ郊外では鉄鉱石も多く産出されたことから、盛んに武器が作られました。ナポレオンもその城砦は破れなかったそうです。州庁舎が常備していた武器庫がそのまま武器博物館となって展示されています。その数3万点超え。圧巻の武器、槍、甲冑、鎧の数々。中世の武器の展示数としては世界一です。
ご旅行の中で、グラーツまで足を延ばせないお客様には、ウィーンのホーフブルク王宮内にある新王宮の中に、狩猟-武器コレクション(Hofjagd- und Rüstkammer)があります。こちらは、ハプスブルク王家の宮廷武器コレクションで、儀式用武器、狩猟用武器、スポーツ用武器などが展示されています。ご興味あるお客様には、おすすめいたします。
グラーツ シュタイアーマルク武器庫(Styrian-armoury) 冬季はガイドツアー(英・独)でのみご入場可能となります。HPをご覧の上ご確認ください。
ウィーン 狩猟-武器コレクション(Hofjagd- und Rüstkammer)オーストリア・エクスプレスではお客様のオリジナルのご旅行をお創りいたします。ツアーをご参考にお客様のご希望をお知らせください。